永久脱毛とは?どこでできる?普通の脱毛と何が違う?にお答えします

永久脱毛ってよく聞きますよね。でも、普通の脱毛と何が違うの?サロンで脱毛すれば永久脱毛ができるの?自分ではできないの? そんな色々な疑問が、この記事を読めば解決します

さらに、医療用脱毛とサロン脱毛、自宅での脱毛の違いも解説しています。

高額なお金がかかる上にトラブルも多い脱毛について、正しい情報を知ることは重要です。脱毛の色々な情報が知れるので、ぜひ最後までお読みくださいね

永久脱毛についてと施術方法を解説

永久脱毛ってよく耳にするけど、実際のところ本当に一回処理したら一生毛が生えてこなくなるのでしょうか?永久脱毛とはどのような脱毛方法なのか解説します

永久脱毛とは

実は、永久脱毛についての定義付けが日本ではきちんとされていません。びっくりしますよね。そのため、日本の医療機関やサロンは、アメリカのFDA(日本の厚生労働省)が公表している定義を使用して、永久脱毛の説明がされています。

電気脱毛は毛包を破壊するため、永久的な脱毛方法と見なされます。

引用:米国厚生省食品医療局(FDA)Removing Hair Safely

永久脱毛の施術方法

電気脱毛が永久脱毛と定義されています。電気脱毛は、ニードルという細い針を毛穴から刺して毛根に弱い電流を流し毛根の組織を破壊する脱毛方法です。組織が破壊されるので、基本的には次の毛は生えてきません。

注意
電気脱毛(ニードル脱毛)以外の方法の脱毛は、永久脱毛ではありません。

永久脱毛のメリットとデメリット

永久脱毛のメリット

電気脱毛は、毛周期に合わせて施術します。アポクリン汗腺にも影響するので、ワキガが軽減します。メラニン色素に反応する光脱毛と違い、肌が色黒の人や細い毛、白髪などにも施術できます。

  1. 毛根の組織を破壊するため、毛が生えてこなくなる
  2. 肌が色黒でも脱毛できる
  3. 細い毛も脱毛できる
  4. 白髪も脱毛できる
  5. ワキガが軽減する

永久脱毛のデメリット

永久脱毛できるなら電気脱毛が良いですよね。でもデメリットもあります。ちゃんと確認しておきましょう。

  1. 毛周期に合わせて施術するので、長期間かかる
  2. 針を刺すので痛みがある
  3. 毛穴一つ一つに針を刺すので、施術時間が長い
  4. 費用が高い

 

MEMO
痛みについては、麻酔クリームを使用してくれます。カウンセリングの際、しっかり希望を伝えましょう。

永久脱毛すると、一生毛が生えてこなくなるの?

米国電気脱毛協会やアメリカ食品医薬品局(FDA)によって「3回照射後、6ヶ月経過した時点で67%(2/3)以上の毛が減っている状態」と定義づけられています。

これもまたまたびっくりな事ですが、永久脱毛と言っても、永久的に毛が生えないとは定義されていません。また生えてくる可能性があるということです。

注意
ちょっと残念ですが、毛穴の見落としや破壊しきれない組織もあるので、絶対に生えてこないというわけではないことを十分理解して行うようにしましょう

永久脱毛はサロンや自宅でもできる?永久脱毛ができる所

永久脱毛は、電気で発毛組織を破壊する医療行為に当たるため、医師や看護師の国家資格を持った人しか行うことができません。クリニックや医療機関でのみ行える施術で、サロンや自宅ではできません。

電気脱毛(針脱毛)を行っている医療機関は少ないので、お住まいの近くで通えそうなところを先ずは探してみてください。

 

MEMO
サロンや自宅で行う脱毛は永久脱毛ではなく、減毛や抑毛になります

用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線またはその他の強力なエネルギーを有する光線を毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為は医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反する

平成13年11月8日 厚生労働省医政局医事課長

永久脱毛以外の脱毛

永久脱毛は、電気脱毛と言われる気脱毛と限定されます。これ以外の方法の脱毛は永久脱毛ではありません。

電気脱毛方法以外の方法には、大きく分けて二つの方法があります。

  • 光脱毛
  • レーザー脱毛

光脱毛

エステサロンで導入されている脱毛方法です。大きく分けてIPL式、SSC式、SHR式の3種類があります。

毛周期に合わせて、毛根の毛を生成する組織に高熱の光を当て脱毛する方法です。多くのサロンで採用されているIPL式はメラニン色素に光が反応するため、黒い毛だけに反応し肌は気づ付けないのが特徴です。毛根にダメージを与えるため、チクっとした軽い痛みを感じます。

光脱毛の光源にLEDを使用した機種もあります。光脱毛のIPL式との大きな違いは、毛周期に関係なく施術できるから、早くに脱毛が完了することです。細い毛や産毛、白髪にも反応します。光脱毛のIPL式とは違い、バルシ領域という毛根よりは上の発毛を促す部位に光を当てます。痛みはほとんどありません。

バルシ領域に影響を与える方法は、光脱毛のSHR式も同じですが、LED脱毛は光が分散しにくいため効率よく照射できます。

レーザー脱毛

電気脱毛と同様に医療行為となるため、クリニックなどの医療機関で、医師や看護師のみが行える方法です。医療レーザー脱毛とも言います。

メラニン色素に反応するレーザーを使用して照射します。レーザーは光脱毛より集中的にパワーのある光で、毛根とバルジ領域の両方に照射します。施術回数は、光脱毛より少なく済みます。

レーザー脱毛の事を永久脱毛と説明しているクリニックもあり、永久脱毛と思われているかもしれませんが、正確には違います。しかし、レーザー脱毛の効果は高いため、電気脱毛と同じように半永久的に脱毛できる効果が期待できます。

痛みを感じやすいですが、麻酔クリームを使用してくれる場合が多いです。

参考 脱毛は痛い?部位別の痛みや脱毛方法について解説セルフ脱毛完全マニュアル

サロン脱毛と医療脱毛どちらが良い?

施術の方法だけではなく、自分に合った方法を選ぶことが大切です。もう一度、それぞれの脱毛について確認していきましょう。

サロンでできる脱毛

医療行為を行う資格がない美容サロンでできる脱毛方法は、光脱毛です

毛根にダメージを与える施術で、破壊はできません。あくまでも、毛量を減らしたり、生える頻度を減らしたりすることが目的で、永久的に生えてこないことを目的にした施術ではありません。

「美容ライト脱毛とは、除毛・減毛を目的に皮膚に負担を与えず毛の幹細胞を破壊しない範囲で、エステティックサロンで行なわれる光脱毛をいう。」

引用:一般社団法人日本エステティック振興協議会公式HP

メリット

  1. 痛みが少ない
  2. 肌に優しい
  3. 医療用脱毛に比べて安価

デメリット

  1. 多くの回数をしないといけないので、長期間かかる
  2. 永久脱毛はできない
  3. サロンの予約が取りにくい

医療機関でできる脱毛

医療機関で行う脱毛は、サロンと比べて毛根やそのほかの組織への影響が強い施術が可能です。

メリット

  1. 永久脱毛や効果の高い脱毛ができる
  2. 国家資格を持った人がしてくれるので安心

デメリット

  1. 痛みが強い
  2. 費用が高い
  3. 行っている医療機関が少ない

自宅でできる光脱毛を解説

家庭でも脱毛できるように、色々な脱毛器が販売されています。少し高価ですが、一度購入すれば限られたランニングコストで使えるので、サロンに通うことを考えると費用を抑えて気軽に脱毛ができるので人気です。

自宅でできる家庭用脱毛器を使った脱毛は、多くが光脱毛です。サロンと同じなら、自宅でしたいと考えるかもしれませんが、光の出力が違います。毛が再び生えてこないようにするためには、しっかりとダメージを与えることが大切です。

レーザー脱毛ができる機種もありますが、医療用レーザーとは光のパワーが違い、弱くなっています。

家庭用の脱毛器では、繰り返し使わないと効果が得られず脱毛できるまでに時間がかかります

MEMO
サロンに行く時間が無い場合や、予算を抑えたい、限られた箇所だけ脱毛したいなどの場合に、おススメです。

【まとめ】自分に合った脱毛をしよう

脱毛と言っても、色々な方法やできる場所がありますね。目的や予算、希望に合った方法を、正しい知識を得て決めることが大切ですね。

  • 電気脱毛だけが永久脱毛
  • 永久脱毛は医療機関でしかできない
  • 永久脱毛しても、毛が生えてくることがある
  • レーザー脱毛は、永久脱毛に近い効果があるが、医療機関でしかできない
  • サロンでは減毛や抑毛を目的とした光脱毛だけ
  • 家庭用脱毛器はサロンの機械と同じ光脱毛だが、出力が弱い

脱毛には、サロンと医療機関どちらを選んでも、予約を取って通わないといけなく、料金も高いですよね。ムダ毛を気にする年代は、若い方が多く経済的にも厳しです。そんな方には、セルフエステがおススメです

サロンと同じ機会が使用でき、料金も比較的安価で予約なく通えるので、気軽に始めることができます。

参考 セルフ脱毛革命隊-CIRCUSセルフ脱毛革命隊-CIRCUS

参考 セルフ脱毛サロンに通う頻度や回数は?期間はどれくらい?セルフ脱毛完全マニュアル

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