脇のお手入れで毛穴のブツブツや黒ずみが!原因と対策とは?

脇のムダ毛は処理がつきもの。脇の処理を続けていると気づいたら毛穴のブツブツや黒ずみができてしまうことも。ムダ毛だけでもいやなのに、さらにブツブツや黒ずみまでできてしまうと悲しいですよね。

毛穴のブツブツや黒ずみの原因は何なのでしょうか?対処方法を知っていれば、毛穴のブツブツや黒ずみに悩むこともありません。

この記事を読んで対処法を知り、毛穴のブツブツや黒ずみなどの肌トラブルとはサヨナラしましょう。

なぜ毛穴のブツブツや黒ずみができるの?

毛穴のブツブツや黒ずみはどれも同じように感じますが、実は種類があります。また、ブツブツの色にも違いがあります。白色は皮脂、黒色は埋没毛や酸化した皮脂、赤色は毛嚢炎やニキビというように色によって症状や原因が変わります。

大きく分けると以下の4種類になります。

  • 埋没毛:皮膚の中に毛がとどまって触るとブツブツ、ざらざらする状態
  • 毛嚢炎:皮膚の中に毛がとどまって炎症や膿がある状態
  • ニキビ:皮膚に雑菌が繁殖して炎症や膿がある状態
  • カミソリ負け:毛穴が赤く炎症してブツブツしている状態

ひとつずつ詳しく確認していきましょう。

埋没毛:皮膚の中に毛がとどまって触るとブツブツ、ざらざらする状態

埋没毛は名前の通り、ムダ毛が皮膚の中に埋まり、皮膚の中で毛が伸びることで黒くてブツブツしたものです。皮膚の中に毛が埋まってしまうため皮膚の外側に毛が出ることができず、皮膚が盛り上がってしまいます。

埋没毛で毛穴に雑菌が入ってしまうと、次の毛嚢炎になることもあります。

参考 埋没毛って炎症なの?原因や改善方法について紹介datsumo

毛嚢炎:皮膚の中に毛がとどまって炎症や膿がある状態

毛嚢炎は雑菌が毛穴に入り込んむことで炎症をおこします。原因になる菌は、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌、マラセチア菌です。これらは普段は皮膚の常在菌として互いにバランスを保ちながら、肌の保湿機能やバリア機能となります。

症状として、菌が入り込むことで赤いぶつぶつや、毛穴に白や黄色の膿の盛り上がりなどができます。また、一つの毛穴にできることもあれば、複数の毛穴にできることもあります。

参考 毛嚢炎はつぶすと悪化する?正しい対処法や予防策がご紹介datsumo

ニキビ:赤いブツブツ

黒いブツブツのほかにも赤いブツブツがあります。これはニキビの場合が多いです。毛穴に細菌が侵入してできるもので、誤った自己処理により毛穴が傷つき、細菌が侵入してニキビとなります。

カミソリや毛抜きが不衛生だと雑菌が入りやすくなるため、衛生的に使用してください。通常は赤いブツブツですが、膿がたまると白いブツブツができる場合も。

参考 ニキビができそうな時の対処法は?原因からケア方法までを徹底解説datsumo

カミソリ負け:毛穴が赤く炎症してブツブツしている状態

カミソリ負けになったことがある人は多いのではないでしょうか。カミソリ処理した後肌が痒くなったり、痛くなったり、血が出てしまったりと色々な症状があります。

参考 カミソリ負けの原因や予防法は?カミソリ負けが起きた際の対処法!datsumo

なぜ肌トラブルを起こしてしまう?原因とは

上記のような肌トラブルの原因は、誤った自己処理によるものです。自己処理はカミソリや毛抜きを使用する人が多いですよね。カミソリを使った後に保湿を怠ったり、毛抜きで無理矢理ムダ毛を抜いたりすることが肌トラブルの原因に。

特に埋没毛の場合は毛抜きを無理に使用することで起こりやすくなります。肌が敏感で刺激に弱い場合、カミソリで剃っただけで炎症を起こして毛が埋まることもあります。

ひどい場合、毛根周辺が炎症を起こして毛嚢炎になることもあるので自己処理を行う場合は十分に注意しましょう。

その他の原因

毛穴の汚れによるもの

脇の下はほかの部位よりもアポクリン腺が多いため、皮脂や汚れが溜まりやすい部分になります。皮脂汚れが毛穴に詰まってしまい、ブツブツや黒ずみが。脇の下をしっかり洗わないと、不衛生な状態が続くためブツブツができやすくなります。

毛穴が詰まることで肌のターンオーバーがうまくできなくなります。古い角質がたまりやすくなり、ブツブツが増える可能性も。

皮脂が詰まって酸化して黒ずみに

分泌される皮脂は基本的に白色ですが、毛穴に詰まったまま酸化してしまうと黒く変色します。皮脂が汚れることで黒いブツブツに。埋没毛以外で黒いブツブツができるのは詰まった皮脂が酸化する場合が多いです。

実は制汗剤なども

暖かくなってくると汗が気になってくるため、制汗剤を使用する人が多いですよね。汗や匂いを軽減してくれるため手放せないアイテムです。制汗剤の微小な成分が毛穴に詰まり皮脂汚れが溜まる原因になることも。

また、制汗剤に含まれる重金属成分が肌に刺激を与え、炎症や黒ずみを起こす場合もあります。

参考 【解決】どうにもならない毛穴の黒ずみの原因・対処やNGケアまで解説datsumo

毛穴のブツブツや黒ずみの対策とは

ブツブツや黒ずみにならないための対策があります。

  • 自己処理は適切に
  • ピーリングで毛穴詰まりを解消
  • 制汗剤はほどほどに

一つずつ確認していきましょう。

自己処理は適切に

間違った自己処理を繰り返してしまうと、肌に大きなダメージを与えてしまいます。黒ずみやブツブツを作らないためにも適切な自己処理をしたいですね。

適切な自己処理とはどんなものでしょうか?一番効果的なのは、脱毛して自己処理の回数自体を減らすことです。しかしハードルが高いのでどのように自己処理をしていけばいいのか確認しましょう。

  1. 自己処理前:脇を蒸しタオル等で温める
  2. 自己処理後:入念に保湿ケアする

自己処理前は肌を温めることで毛穴がしっかりと開くことで肌が柔らかくなり、肌へのダメージを最小限になります。また、肌を清潔にしてから自己処理を行いましょう。

自己処理後は保湿ケアを忘れずに。自己処理後は肌が乾燥しやすい状態になり、乾燥してしまうと肌サイクルが乱れてしまいます。結果的に黒ずみとなるメラニン色素が放出され黒ずみの原因に。

ピーリングで毛穴詰まりを解消

顔のピーリングを行う人は多いでしょうが、脇も角栓のお手入れが必要です。毛穴が詰まることで角栓ができます。この角栓が時間とともにブツブツとした黒ずみになってしまいます。

ピーリングを行う前に、石けんでしっかり洗うことが重要です。石けんには汗やほこり、古い角栓などの水性の汚れを落とす役割があります。

それでもよくならない場合はピーリングを行いましょう。いくら石けんで綺麗に洗っても汚れは蓄積してしまうもの。実はお掃除でも活躍する重曹で毛穴のパックやピーリングを行うことができます。

重曹の役割として以下のものがあります。

  1. 古い皮膚などを溶かして除去
  2. 毛穴に詰まった汚れを除去し、皮膚の老廃物を洗い流し肌を清潔に保つ

手軽に入る重曹でパックやピーリングができるのはうれしいですね。重曹には食品用・掃除用・工業用がありますが、必ず食品用を使用しましょう。

  • 重曹パック:重曹と水を1:1で混ぜて脇に塗り込み、1分程度パックしてしっかり洗い流す
  • 重曹マッサージ:石けんに重曹を少量混ぜて洗浄して優しくマッサージし、しっかり洗い流す

ご自身に合った方法で毛穴のケアを行いましょう。

制汗剤はほどほどに

汗を止めるために制汗剤を使う人が多いと思いますが、制汗剤の使いすぎは毛穴詰まりの原因となります。毛穴を塞いだ状態となり、肌ストレスが強くなります。

過度に制汗剤を使うのではなく、脇汗をタオルでこまめに拭きとったり、デオドラントシートを使うといいでしょう。コットンタイプの脇パッドは汗を吸収してくれるため、匂いの元を押さえてくれておすすめです。

毛穴のブツブツや黒ずみができてしまったらどうすればいい?

毛穴のブツブツや黒ずみへの対策について紹介してきましたが、もしできた場合は以下のように解消していきましょう。

  1. 脇専用の黒ずみ解消・美白クリームを使う
  2. 黒ずみとニオイを解消する石けんを使う
  3. 病院(皮膚科など)を受診してみる

それぞれ確認していきましょう。

脇専用の黒ずみ解消・美白クリームを使う

脇専用の黒ずみ解消クリームには以下のようなメリットがたくさんあります。

  • 黒ずみの原因の「メラニン色素」を押さえる美肌成分配合
  • 肌の乾燥を防ぐ保湿成分配合
  • 肌荒れの改善
  • ブツブツをなめらかにする

即効性はありませんが、毎日塗り続けることで少しずつ黒ずみが解消され、きれいな肌を手に入れることができます。

【厚生労働省で認可を受けている美白有効成分】

  • トラネキサム酸
  • プラセンタエキス
  • カモミラET
  • アルブチン

黒ずみとニオイを解消する石けんを使う

実は市販の安い石けんが黒ずみの原因になることも。石けんを変えるだけで黒ずみが解消されることがあります。脇は意外とデリケートな部分なので、安い石けんだと刺激が強い場合もあります。

黒ずみが出来てしまうと、肌の抵抗力が弱っている状態なので、刺激が強い石けんを使ってしまうとさらに黒ずみが進んでしまうことも。また、毛穴に過酸化脂質が詰まることで匂いが気になる場合もあります。

刺激の少ない石けんを使用することをお勧めします。「ジャムウ石鹸」は黒ずみ予防成分・肌荒れを改善する成分・ニオイ解消成分が入っているため気になる方は使用してみるといいでしょう。

病院(皮膚科など)を受診してみる

上記のようなケアを自宅で行っても改善しない場合もあります。そのような場合は病院を受診してみましょう。「皮膚科」「美容皮膚科」「美容外科」で本格的に以下のような治療をすることができます。

  • レーザー治療
  • 外用薬を使った塗り薬
  • ケミカルピーリングで古い角質を排除

費用はかかりますが、毛穴のブツブツや黒ずみが気になる人は相談してみるといいでしょう。

毛穴のブツブツや黒ずみは脱毛が効果的?

これまで自己処理の方法について消化してきましたが、可能であれば脱毛をおすすめします。

脱毛することで肌を清潔に保ち、ブツブツの原因を解消できます。また、ムダ毛が少なくなり自己処理の回数が減ることで、埋没毛などの肌トラブルの心配もなくなります。

脱毛する場合、個人差はありますが大体5回程度で毛がほとんど生えてこなくなります。また、脇脱毛は比較的キャンペーン等で安価に利用することができるため初めて脱毛する人でも安心して試すことができます。

脱毛することでブツブツや黒ずみが解消され、自己処理の手間が減り、匂いの予防も望めます。脇のムダ毛の自己処理に悩んでいる人は試してみるといいでしょう。

参考 脇の黒ずみは脱毛で予防できる?おすすめのサロンやケア方法を解説datsumo

まとめ

脇のブツブツや黒ずみについて紹介してきました。この記事をまとめると以下のようになります。

  • 毛穴のブツブツや黒ずみには大きく分けて、埋没毛・毛嚢炎・ニキビ・カミソリ負けの4種類がある
  • 対処法として、適切な自己処理・毛穴詰まりの解消・制汗剤を使いすぎないようにする
  • 解消する方法は、専用のクリームや石けんを使う・病院を受診する
  • 可能であれば脱毛する

脇のムダ毛は処理しなければ見えてしまうため、正しい処理の仕方を覚えたいですよね。しっかり処理することで肌トラブルを回避することができます。もし、肌トラブルが起きても解消する方法があるので心配しないで自己処理を行ってくださいね。

可能であれば脱毛することで、自己処理の回数が減るので肌トラブルを招きにくくなります。

上記ように様々な方法があるのでご自身に合った処理法を見つけて、肌トラブルの悩みから解放されましょう。

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