夏場や水着を着る季節になると、ムダ毛を気にする方が多くなります。
そのため、脱毛サロンでの施術を考える方も多いでしょう。しかし、脱毛をすることで起こる肌荒れなどのトラブルに不安を感じる方もいるのではないでしょうか?
本記事では脱毛サロンでの施術による肌トラブルの原因や対処法について、詳しく解説します。
脱毛をして美肌を手に入れるためには、トラブルの原因を理解し、正しいケアをすることが大切です。
さまざまな肌トラブルを避けて、スベスベな肌を手に入れましょう。
目次
脱毛による肌トラブルの原因とは?
カミソリによって肌を傷つけたり色素沈着するリスク
自己処理でムダ毛を剃るときは、石鹸やシェービング剤を使用して摩擦を少なくすることが大切です。
ムダ毛を剃る前にシェービング剤を適量手に取り、肌に十分に伸ばすようにしましょう。
肌が乾いている場合は、シェービング剤だけでなく、保湿クリームを使用して肌を保湿することも大切です。
シェービング剤の量が不十分だと、刃先が肌に引っかかりやすくなってしまい、肌に負担をかけることになります。
特にデリケートな部位や毛が太くて濃い部位などは、シェービング剤をたっぷり使って、十分な準備をしてから剃るようにしましょう。
肌の表面の角質層を削ってしまうと、肌を保護する機能が損なわれてしまい、刺激によって色素沈着を起こしたりする可能性があります。
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毛抜きによって埋没毛、毛嚢炎のリスク
毛抜きは手軽にムダ毛を処理することができる反面、肌に多大なダメージを与えることになるため、注意が必要です。
毛抜きを使うと毛根に力を加えて無理矢理引っ張って抜くことになります。そのため皮膚に強い痛みを感じ、肌に大きな負担をかけてしまいます。
また、毛抜きによる自己処理を続けると、毛が肌の表面に出てこられない埋没毛になるリスクがあります。
埋没毛は毛穴の中で毛が曲がってしまったり、肌の下に入り込んでしまったりすることで発生し、毛が皮膚の下で大きくなることで、赤く腫れ上がってしまうこともあります。
また、細菌が入り込んで毛穴が炎症を起こす毛嚢炎になるリスクもあります。
毛抜きで自己処理をする際は、清潔な毛抜きを使用することが重要です。
また、毛穴を広げるために、事前に温かいタオルで肌を温めるなどの方法も効果的です。
除毛クリームやワックスなどによって肌に強い刺激を与えるリスク
除毛クリームは、ムダ毛を溶かす成分を含んだクリームを塗布することで自己処理をする方法です。
この除毛クリームに含まれる成分にはタンパク質を溶かす役割があるため、毛を溶かすだけでなく、肌にもダメージを与えてしまいます。
肌が弱い方だと、ヒリヒリ感や肌荒れの原因となります。
行う場合には事前にパッチテストを行い、使用前に肌の状態を確認することが大切です。
一方、ワックス脱毛は肌に塗って固めたワックスを一気に剥がすことで脱毛する方法です。
一度に多くのムダ毛を抜くことができますが、痛みが大きく肌表面も物理的に引っ張られるため、わかりやすく刺激が強いです。
そのため、基本的にどのパターンの人でもおすすめできる方法ではありません。
肌荒れを起こしにくい脱毛方法とは?
肌荒れを起こしにくい脱毛方法は、自己処理を行わず、プロの施術を受けることです。
脱毛サロンやクリニックで行われる脱毛方法は、肌への負担が比較的少なく、且つ効果的にムダ毛を処理できるため、肌荒れを起こすリスクが低くなります。
脱毛サロンやクリニックで使用される脱毛方法には、光脱毛、レーザー脱毛、ニードル脱毛などがあります。
これらの脱毛方法は、肌に強い刺激を与えることなく、ムダ毛を根本から処理するため、自己処理と比べて肌荒れを起こしにくいとされています。
また、施術前には肌の状態を確認し、肌荒れしづらいタイミングを選ぶことも重要です。
脱毛サロンを利用するメリット
自己処理に伴うデメリットを回避できる
脱毛機のライトは特定の波長の光を発して、ムダ毛の根元にあるメラニン色素に反応させます。
この反応によってムダ毛の成分が破壊されて抜け落ちる仕組みです。
脱毛機は肌表面に直接触れることが少なく、カミソリのように肌表面を削ることも無いため、自己処理と比べて肌に優しいと言えるでしょう。
脱毛サロンで施術を受けることでムダ毛が減っていけば、自然と自己処理の回数も減り、つまりは自己処理が原因の肌荒れが少なくなります。
肌を良質な状態で保ち続けることができる
ムダ毛を処理する方法はいろいろありますが、自己処理を行う以上大きな負担は避けられません。
カミソリで剃ると肌の表面にある角質層が一緒に削られてしまい、毛抜きで抜くと炎症を起こしたりします。
これらの自己処理を繰り返すと、肌荒れや色素沈着などのトラブルにつながってしまい、肌荒れがつきまとい続けてしまうでしょう。
脱毛をすることで、ムダ毛が細くなったり色素沈着が改善されたりする効果がある為、肌表面が滑らかになり、光沢感や透明感もアップします。
自己処理をしなくてもいいことで、美しい素肌を持続することができるのです。
保湿成分が浸透しやすくなる
保湿は肌の健康にとって大切なケアです。
しかしムダ毛や産毛があると、成分が毛にはじかれてしまったり、毛穴にうまく入らなかったりする為、肌に届きにくくなります。
脱毛サロンで肌表面が滑らかになれば、同じ化粧水や保湿クリームを使っても肌への浸透しやすさが確実に変わってきます。
お肌の水分量を維持することができるようになる点も、脱毛のメリットと言えるでしょう。
脱毛サロンでも肌トラブルに注意が必要な理由は?
サロンでの脱毛は、確かに自己処理に比べて肌トラブルを起こしづらいです。
しかし、お肌トラブルとは全くの無縁というわけではありません。
光脱毛やレーザー脱毛は、強い光やレーザーを照射することで毛穴にアプローチします。
照射によって肌に熱が加わるため、光やレーザーのレベルが高いほど強い痛みや肌荒れ、火傷などのトラブルが起こる場合があります。
デリケートゾーンは敏感な部位で、毛が太くメラニンも濃い為、強い痛みが伴うことがあり、施術後にカサブタができることもあります。
また、脱毛サロンでは、脱毛前にシェービングをしておく必要がありますが、シェービング時に肌を傷つけてしまうと、脱毛時に痛みやトラブルが起こることがあります。
脱毛サロンだから肌に影響なし、というわけでは決して無いため、光やレーザーのレベルやトラブルについて不安な方は必ずスタッフと相談しましょう。
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脱毛後のスキンケアのポイントとは?
脱毛後のスキンケアのポイントは、ずばり保湿と紫外線の対策です。
脱毛直後の肌はダメージを受けて乾燥しやすくなっている為、保湿することで肌のバリア機能を回復させて、肌荒れや炎症を防ぐ必要があります。
サロンであればスタッフが塗ってくれますが、選ぶとすれば保湿剤は伸びの良いジェルやローションがおすすめです。
また、脱毛後の肌は紫外線に弱くなり、日焼けするとシミや赤みが出たり、脱毛効果が低下したりする可能性があります。
肌が出る部分は季節を問わず日焼け止めを塗ったり、長袖を着用したり日傘を使用することで紫外線から肌を守ることが大切です。
肌トラブルが起きた時の対処法
肌トラブルの種類や原因はさまざまですが、一般的な対処法としては3つのステップを行う必要があります。
お肌の鎮静化
肌トラブルが起きたときに一番最初に行うのは鎮静です。かゆみやヒリヒリ赤みなどがあればすぐに冷やしてください。
保冷材や冷水で濡らしたタオルなどを当てると効果的に冷やすことができます。
お肌への水分補給
次に大切なのは水分補給です。
ニキビや乾燥敏感肌などお肌のバリア機能が低下して起こるトラブルは、水分が足りていない場合があります。
化粧水パックなどでしっかり保湿しましょう。
シンプルケア
肌トラブルが起きたときに大切なのはシンプルなケアをすることです。
余計な刺激を避けるために、洗顔やスキンケアは必要最低限にしましょう。
また、マスクやナプキンなどで起こる肌トラブルもあります。その場合は、素材やサイズを変えたり、頻繁に取り替えたりすることで予防・改善できます。
まとめ
- 自己処理はお肌トラブルの原因になりやすい。
- 脱毛サロンを利用することで自己処理が少なくなり、肌荒れのリスクを下げることができる。
- 脱毛サロンは肌荒れが全くない、というわけではないため、不安であればスタッフに相談する。
- 肌トラブルが起きたらお肌の鎮静・保湿・日頃のスキンケアを行う。
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