下の毛はお手入れするべき?自己処理方法と脱毛のメリットを徹底解説

「下の毛って処理したほうがいいのかな…。」「アンダーヘアのお手入れはどうしたらいいの?」と多くの人が関心を寄せているデリケートゾーンのお手入れ事情。

皮膚が薄く敏感であるため処理が難しく、濃く太い毛が生えてしまうことから、悩みを抱えやすいのがアンダーヘアです。

そこで本記事では、下の毛をお手入れするべきか、多くの人が利用する自己処理やサロン脱毛のメリットやデメリットについて徹底的に解説していきます。

目次

下の毛を処理したほうがいい理由

男女問わずお手入れをする人が増えてきている、デリケートゾーンのムダ毛。アンダーヘアを長いまま放置していると、不衛生な状態になりやすいので処理するのがおすすめです。

下の毛を処理しておくべき、主な理由をみていきましょう。

清潔に保つことができる

アンダーヘアが長いと以下のような不衛生な状態になります。

  • 排泄物や生理による経血などが付着しやすい
  • 雑菌が繁殖しやすくにおいなどの原因にもなる
  • 蒸れやすくなる

下の毛をキレイに処理することで、不快感なく清潔な状態を保つことができるでしょう。

アンダーヘアをなくすことに抵抗がある人は、ボリュームを減らすだけでも衛生的なのでおすすめですよ。

下着からはみ出す心配がない

下着やレジャーで水着になったときでも、お手入れをすることで毛がはみ出す心配がなくなります

水着姿の場合、少し動くだけでもアンダーヘアが出やすくなるため、はみ出ていないか気になって確認したことがあるという人も多いのではないでしょうか。

ただしハサミやカミソリなど自己処理の仕方によっては、下着などの表面から毛が突き出してしまうこともあるので注意が必要です。

恥ずかしい思いをしたくない人やアンダーヘアのお手入れを難しく感じる場合は、アンダーヘアをすべてなくすハイジニーナなどの脱毛を検討するのもいいかもしれません。

見た目がキレイになる

アンダーヘアは一般的にまっすぐではなく、縮れていることが多いためボリュームが出やすい傾向にあります。

特に下着に影響しやすいVラインの場合は整えたり、ある程度なくしたりすることで下着が盛り上がることなく見た目もキレイな状態を保つことができます。

アンダーヘアのお手入れを日頃からこまめにしておくことで、急なお泊まりや温泉などの予定が決まっても、処理に焦ることなく自信を持ってお出かけしやすくなりますよ。

下の毛はどうやってお手入れしている?

なかなか周りに相談しづらいアンダーヘアのお手入れ事情ですが、他の人がどのように処理しているのか、気になる人も多いのではないでしょうか。

最近多くの人がしているデリケートゾーンのお手入れ方法や、人気のアンダーヘアの形について解説していきます。

脱毛と併用してカミソリで自己処理する人が多い

アンダーヘアのお手入れとして、サロンやクリニックで脱毛をする人が圧倒的に多いですが、脱毛に通っている間でも自己処理は必要になります。

一般的にサロンなどでの脱毛では、肌の表面にある毛根のメラニン色素に反応させて照射させていきます。

適度な毛の長さにしておくことで効率良く照射することができ、脱毛の効果をより実感しやすくなるでしょう。

自己処理の中では、サロンなどでの脱毛と併用もできるカミソリを使用してお手入れをする人が多く、安価で手軽に入手できるところも魅力です。

人気の形はハイジニーナ

最近は下の毛をすべてなくすハイジニーナにする人が増加中。アンダーヘアのお手入れ自体が不要になり、見た目も清潔になると人気を集めています。

しかしハイジニーナだと、温泉などで人目が気になるという人も多いのではないでしょうか。そうした場合は、アンダーヘアの形として定番の逆三角形型(≒トライアングル)もおすすめです。

他にもたまご(≒オーバル)型などもナチュラルで、下着に響きにくい形でしょう。

下の毛を自己処理するときの方法

デリケートゾーンは敏感であるため、肌トラブルを引き起こしやすい部位でもあります。

主な処理アイテムのそれぞれメリットや注意点について説明していきますね。

脱毛する自己処理の場合

そった後にチクチクしないことが大きなメリットともいえる、脱毛する自己処理方法。

処理するときに人と接することなく、自宅で手軽に脱毛できる自己処理方法をお伝えしていきます。

ブラジリアンワックス

主にハードワックスの場合はムダ毛を処理したい部分にワックスを塗り、固まった後に一気に引きはがすといった、特に欧米で人気のある脱毛方法です。

天然素材の松ヤニなどワックスの種類にもよりますが、5mm以内の短い毛でもしっかり絡め取り脱毛することが可能なのも魅力の1つ。

しかしVIOは特に皮膚が薄いため激しい痛みを伴いやすく、肌や毛の長さに合ったワックスを選ぶ必要があります。

はがした後ヒリつきや乾燥もしやすいので、しっかり保湿してケアすることが重要になるでしょう。

脱毛テープ

脱毛テープは、強い粘着力のあるワックスが片面に塗られたシート状のものをいいます。貼ってはがすだけで一気に脱毛処理ができると人気の方法です。

しかしブラジリアンワックスと同様、引きはがすときに一瞬かなりの痛みを感じる人が多いため、肌の刺激が気になる人はVIO用や敏感肌用の脱毛テープを検討してみるといいでしょう。

脱毛テープを試してみたい人は、正しい使用方法や選び方について詳しく解説した記事があるのでぜひ読んでみてくださいね。

参考 脱毛テープって痛い?肌への負担が気になる人におすすめの脱毛方法セルフ脱毛メディアdatsumo

毛抜き

気になる一部分のムダ毛を処理したいときに便利なアイテム。

しかし埋没毛や、毛根付近の傷から細菌が入り炎症を起こす毛嚢炎になりやすい処理方法であるため、毛抜きでのお手入れは避けたほうがいいでしょう。

肌トラブルを引き起こしやすい上に激しい痛みが伴うので、他の処理方法を検討することをおすすめします。

その他の自己処理の場合

日頃からこまめにお手入れするなら、処理アイテムはできるだけ低コストで下の毛をキレイに整えたいという人も多いのではないでしょうか。

お手頃な価格でムダ毛を処理できる、脱毛以外の方法についてみていきましょう。

カミソリ

自己処理の方法でメジャーなカミソリは、シェービング剤があれば自宅ですぐ処理できることが大きなメリットといえますね。

しかし深くそることで肌の表面を傷つけてしまいやすく、乾燥や赤みなど肌トラブルの原因になってしまう可能性があります。

カミソリで処理する場合は毛流れに沿って、肌の上を滑らせるように優しく処理していきましょう。

電気シェーバー

自己処理の中でも、肌に優しいといわれている電気シェーバー。肌に直接刃が当たらないため、他の自己処理アイテムと比較して肌トラブルを起こしにくい傾向があります。

アンダーヘアの長さがあることで毛流れと同じ方向にそっても、毛をそる役割を持つ電動の内刃に届かない場合があるでしょう。

毛をあらかじめハサミで短く切るなどして、肌や毛の状態など様子を見ながら適切に処理を進めていくことが大切です。

ヒートカッター

アンダーヘアを熱で焼きカットすることで、毛の先端を丸くしてチクチクしにくくする便利アイテム。

一般的にトリマーとも呼ばれており、毛をそってツルツルにするというよりも、毛の長さを調整することに適しています。

カミソリなどのような他の処理アイテムと併用して、キレイに整えるために使用するといいでしょう。毛を熱で焼くと焦げ臭くなるのでお手入れの際は換気することをおすすめします。

ハサミ

アンダーヘアが長い場合は、ハサミで切って簡単に短くすることができますよね。

しかし切断面が鋭利になりやすく、下着の表面からはみ出す原因にもなるので注意が必要です。

短くカットした後はヒートカッターで整えるなどして、対策するようにしましょう。

除毛クリーム

毛を溶かす成分が入ったクリームを、処理したい部分に塗って時間を置いてからシャワーで流し除毛する方法です。

一般的に除毛クリームの特性として、肌の表面にある毛を除毛するため毛根まで溶かすことができません。

毛穴まで塗りこむ行為は、肌トラブルの元になるのでしないように気をつけましょう。お手入れ後はクリームの成分により肌が敏感になりやすいので、低刺激の化粧水などで保湿するのがおすすめです。

下の毛を自己処理するときのコツ

下の毛の自己処理のときに、肌への負担をできるだけ抑えるコツについて説明していきます。

肌が適度に温まっているときに処理する

肌を清潔な状態にしておき、蒸しタオルなどで肌を適度に温めておくといいでしょう。

毛や肌が柔らかくなることによって、カミソリなどの刃に毛が引っかかりにくくなり、肌ダメージの軽減が期待できます。

お風呂やシャワー中に処理する人は多いですが、肌がふやけてしまうことが多いため、入浴後クールダウンした状態のときにお手入れをするようにしましょう。

下の毛を安全かつスムーズに処理するためにも、お手入れ前に肌の状態を入念に確かめておくことをおすすめします。

毛が長いときは短くしておく

自己処理方法にもよりますが、毛が長すぎると処理するときに痛みが生じやすくなったり、毛が引っかかってしまったりしやすくなります。

カミソリや電気シェーバーでそる前には、ハサミで2cm以内に長さを整えておくといいでしょう。

ワックスの場合は、種類によって適切な毛の長さがあるので取扱説明書などで確認するようにしてくださいね。

自己処理なら電気シェーバーがおすすめ

上記で紹介した自己処理方法の中でも、特におすすめなのは電気シェーバーです。

カミソリやワックスなど日頃のお手入れで頻繁に使用していると、肌への負担が大きいため肌トラブルのリスクが高くなってしまいます。

刃で肌を傷つけるリスクが少ない電気シェーバーは、毛が再び生えるたびに処理が必要になりますが、肌に優しいためお手入れに適しているといえるでしょう。

処理の前後はしっかり保湿する

処理の前は乾燥していると肌にも負担がかかり、毛も引っかかりやすい状態です。充分に保湿することで、肌や毛が柔らかくなり処理もはかどるでしょう。

脱毛テープなど処理方法によっては、肌に水分が付着していると粘着力が弱くなってしまうので、余分な水分はタオルで拭き取っておくことをおすすめします。

処理後は、肌に刺激を受け敏感な状態のため、赤みやひりつきがある場合は保冷剤などで冷やし、デリケートゾーン向けの保湿クリームなど刺激の少ないものでケアすることを心がけましょう。

下の毛を自己処理するメリット

自己処理の方法を紹介してきましたが、共通するメリットについてみていきましょう。

安価で手軽に入手できる

近場で入手することができ、さらにリーズナブルな価格のためすぐお手入れに用いやすいのが魅力といえます。

主にドラッグストアやスーパー、ホームセンターなどで購入することができますが、ネットでも豊富な種類が揃っており、自分の肌に合ったアイテムを選ぶことができるでしょう。

肌トラブルをなるべく引き起こさないためにも、VIO用や敏感肌用に特化したものから試すといいかもしれません。

好きなタイミングでできる

処理アイテムを購入さえしておけば、思い立ったときにすぐお手入れが可能なのは魅力ですよね。

自己処理に使うものはコンパクトなサイズ感である場合が多く、チクチクと毛が再び生え出して気になっても、出かけた先でちょっとだけの処理をすることも可能です。

ポーチで持ち運べて音が出ないカミソリは使い勝手がいいですが、お肌のためには電気シェーバーかサロン脱毛を検討するといいでしょう。

下の毛を自己処理するデメリット

自己処理は簡単にできる反面、下記のようなデメリットが生じます。

処理が難しい場合がある

Vラインはお手入れしやすいですが、IやOの部分は自己処理ではなかなか難しいところではあります。

鏡などを使用しながら処理したとしても見えづらく、カミソリなどの場合は誤って肌を傷つけてしまう可能性があるでしょう。

電気シェーバーで処理すると深剃りせず肌を傷めにくいので、照明の明るいところでお手入れするなど対策しましょう。

肌トラブルのリスクがある

肌に負担がかかりやすい自己処理方法を頻繁におこなうと、以下の症状が発生する恐れがあります。

  • 色素沈着
  • 赤み
  • 埋没毛
  • 乾燥

上記のような状態になれば、せっかくこまめにお手入れしていても肌に清潔感がないように見えてしまうかもしれません。

毛はすぐ生えてくるので、継続的なお手入れが必要になりさらに肌ダメージを受け続けてしまうでしょう。

なるべく肌を刺激しない電気シェーバーか、肌の負担が少ないサロン脱毛など検討するのがおすすめです。

下の毛をサロン脱毛するメリット

基本的に自己処理はこまめにする必要があり、肌に負担がかかりやすくなってしまうでしょう。

サロン脱毛にすることで、以下のようなメリットがあります。

自己処理の手間を減らすことができる

一般的にサロン脱毛では、ライトを照射し毛根のメラニン色素に反応させて毛を生えにくくすることができます

自己処理の頻度が徐々に減っていき、肌への負担も少なくなることでキレイな肌になっていくのは大きなメリットといえますね。

1回の脱毛ですべてのムダ毛を処理しツルツルにすることは難しいですが、数回通ううちに効果を実感しだす人が多いため早く肌をキレイにしたい人にはおすすめです。

理想のアンダーヘアの形になりやすい

自分の好きな形にする場合、自己処理ではなかなか左右対称にならないなど調整が難しく感じることがあります。

プロの施術スタッフに形を整えてもらうことで、理想の形が実現しやすいでしょう。

自身で自己処理するときは鏡を利用しながら、長さを整えた後に少しずつ形を整えていくと失敗しにくいですよ。

下の毛をサロン脱毛するデメリット

サロン脱毛にすることで、注意しておくべき点は以下の通りです。

通うのが面倒になる

サロン脱毛では予約をしたり、予定や生理が被りそうな場合はキャンセルしたりと手続きが必要になる場面が増えます。

カミソリなど自宅でもできるような手軽さに慣れていると、面倒に感じてしまうことがあるかもしれません。

しかし今後の自己処理の手間や肌のことを考えれば、個人差や脱毛部位の範囲によりますが、約6回〜12回ほどで済むことが多いため継続して定期的に通ってみることをおすすめします。

元の状態に完全には戻せない

サロン脱毛でライト照射をすることによりメラニン色素にしっかりと反応させているため、元の状態へ完全に戻すことは難しいです。

毛周期という毛が生え変わるサイクルで成長期にあたる場合、毛が戻ったように感じることがありますが、脱毛効果が戻るわけではないので元の状態とはいえません。

理想のVIOをあらかじめ慎重に検討してから、後悔しないサロン脱毛をしていきましょう。

下の毛のサロン脱毛でよくある質問

アンダーヘアの脱毛は、デリケートな部位であるだけに不安に思うことが多いですよね。

サロン脱毛でよく寄せられるVIOの脱毛に関する質問についてまとめてみました。

VIO脱毛はどれほど痛い?

毛細血管が集中しており繊細な陰部は、他の部位に比べると痛みやすいといわれています。

さらにサロンでは黒いメラニン色素に反応させて照射をしていくため、基本的に濃くて太いVIOの毛は、強く反応し強い痛みを伴いやすいでしょう。

サロンでの脱毛の場合、大抵出力を調整しながら脱毛を進めることができるので、痛みに不安がある場合は施術スタッフに相談することがおすすめですよ。

デリケートゾーンを見られるのは恥ずかしくない?

サロンでVIO脱毛するとき、施術スタッフにデリケートゾーンを見られることに抵抗があり、恥ずかしいと感じる人は多いです。

しかし大半は、「初回は恥ずかしかったけど、通っているうちに慣れた」と徐々に恥ずかしさがなくなる傾向があります。

もしそれでも恥ずかしい思いをしたくないという人は、自分でサロンクオリティーの脱毛ができる、セルフ脱毛サロンを検討してみるといいでしょう。

基本的に完全無人であることが多く、好きなタイミングで好きなだけ通えるため、効果を早く実感しやすい傾向があります。

下記の記事でセルフ脱毛サロンについて解説しているので、興味がある場合はぜひ参考にしてみてくださいね。

参考 【最新版】セルフ脱毛サロンを徹底調査!口コミやメリット・デメリットを紹介セルフ脱毛メディアdatsumo

何回通う必要がある?

してみたいアンダーヘアの形や仕上がりにより、脱毛回数に変動が生じます。

下の毛を一部のみ脱毛して形を整える場合や、ボリュームを抑えることを目的とした場合、多くは6〜12回で完了するでしょう。

しかしVIO全脱毛のハイジニーナは、基本的に12回以上かかる場合が多いです。

体毛の濃さや毛量などは個人差があり、想定以上に回数がかかってしまう可能性があるので、契約するコースの回数など慎重に選ぶようにしましょう。

生理中の脱毛はできる?

衛生上の観点から、生理中のVIO脱毛は残念ながらできないことになっています。VIOやお尻以外であれば、基本的に脱毛できることが多いでしょう。

もし生理と予約が重なりそうな場合は、サロンに連絡して相談することで日程を延期するなどの対応をしてもらえます。

個人差はありますが、生理期間は女性ホルモンの分泌量が変化する影響で、肌が不安定になり肌トラブルを起こしやすい時期でもあります。

生理後の肌が安定した時期に脱毛するなど、肌の様子を見ながらお手入れすることを心がけましょう。

通っている間に妊娠したらどうなる?

妊娠がわかったら、通っているサロンに早めに相談するようにしましょう。

多くは一定期間お休みになるか、休止制度がなければ解約という手続きになります。サロンにより対応が異なるため、連絡して確認をするようにしてくださいね。

お腹が大きくなったら自己処理は難しく、出産のときに備えて処理したいと考える妊活中の女性にVIO脱毛は人気です。

妊活中の人や、脱毛に通っている途中に妊娠がわかった人に向けた、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

参考 妊娠中に脱毛するのはNG?避けるべき理由と自己処理の注意点セルフ脱毛メディアdatsumo

まとめ

  • 不衛生になりやすい下の毛は処理したほうがいい
  • 下の毛は処理すると清潔になり見た目もキレイに保てる
  • サロンなどでの脱毛とカミソリで下の毛のお手入れする人が多い
  • 自宅でおすすめの自己処理は肌に優しい電気シェーバー
  • 定期的なお手入れの手間を減らしたいならサロン脱毛がおすすめ

下の毛は繊細な箇所に生えているため、自己処理では手間がかかりやすいです。手間を減らしたい人はサロン脱毛を検討するなど、自分に合ったお手入れ方法を見つけて快適に過ごしてくださいね。

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