予防接種と同時期に脱毛するリスクは？コロナ渦におすすめの脱毛方法

「新型コロナウイルスの予防接種を受ける予定だけど、同じ日に脱毛に行ってもいいの？」「脱毛に通いたいけど、新型コロナウイルスの感染リスクが心配。」

脱毛期間中に新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの予防接種を受ける場合、どのようなスケジュールにすればよいのかお悩みの方もいるのではないでしょうか？予防接種を受けると副反応が出る可能性があるため、予防接種と脱毛を同時期に行うリスクについて、事前に知っておくと安心して脱毛できるかと思います。

また、脱毛による新型コロナウイルス感染のリスクが気になるという方も多いかと思います。

このページでは新型コロナウイルスやインフルエンザの予防接種と脱毛の施術を両方を受ける可能性がある方に向けて、施術のタイミングや気をつけるポイントを解説していきます。また、コロナ禍で脱毛を行うリスクについても解説していきます。

脱毛と予防接種を受けるタイミング

脱毛期間中に新型コロナウイルスやインフルエンザの予防接種を受ける際、どのようなスケジュールで予約すればよいのでしょうか。予防接種前・当日・接種後のタイミング別に詳しく解説していきます。

予防接種前の脱毛

予防接種前の脱毛については、ほとんどのサロンで予防接種の1週間から10日ほど前の期間の脱毛の施術は避けるよう言われています。

その理由は、脱毛の施術を受けた後の肌はバリア機能が低下したデリケートな状態になっているからです。痛みや赤み、腫れなどの症状がない場合でも、普段より刺激を受けやすい敏感な状態になっています。

その状態の肌で予防接種を受けると、湿疹や腫れといった肌トラブルを引き起こしてしまうリスクが高くなるため、予防接種の予定がある場合は1週間〜10日ほど前には脱毛を済ませておくようにしましょう。

予防接種当日の脱毛

新型コロナウイルスやインフルエンザの予防接種を受けた同じ日に脱毛の施術を受けることは、絶対に避けましょう。

脱毛のみではなく、予防接種当日にカミソリや電気シェーバーなどでムダ毛の自己処理を行うことも避けるべきです。カミソリや電気シェーバーでの自己処理は肌に刺激を与えます。そのため予防接種当日にムダ毛の自己処理を行うと、予防接種後に腫れや赤みを引き起こすリスクがあります。

また、予防接種の注意事項の中には、予防接種を受けた当日には激しい運動を控えるようにという項目があります。脱毛の施術は肌に刺激を与える行為なので、この項目に含まれているのです。

予防接種後の脱毛

新型コロナウイルスやインフルエンザの予防接種後に脱毛を受ける場合は、クリニックや脱毛サロンによって異なりますが、予防接種を受けた日から1週間から10日ほどの期間をあけることが推奨されています。

予防接種の副反応や肌トラブルを引き起こすリスクを避けるためです。

クリニックや脱毛サロンのウェブサイトなどで、新型コロナウイルスやインフルエンザの予防接種後の脱毛について詳しく案内されている場合も多いです。予防接種の予定がある方は、脱毛の予約を入れる前に一度確認してみると安心です。

予防接種前後のムダ毛の自己処理

新型コロナウイルスやインフルエンザの予防接種を受けてから、次に脱毛を行うまでは、1週間から10日程度の期間をあけることが推奨されています。

そうなると生えてきたムダ毛が気になり、ムダ毛を自己処理したいと思う方も多いでしょう。しかし脱毛のみではなく自己処理も、予防接種後はできる限り避けることが望ましいです。カミソリや電気シェーバーや毛抜きなど色々な自己処理方法がありますが、いずれの方法でも肌へのダメージは大きいためです。

もし誤った方法で自己処理を行ってしまった場合、脱毛の施術よりも大きなダメージを与えてしまうことになり、肌トラブルを起こすリスクがさらに高くなってしまいます。

いくら予防接種を受けてから一定の期間をあけて脱毛の施術を受けた場合でも、その間の自己処理により肌トラブルを引き起こしたままでは、脱毛の施術を万全な状態で受けることができません。

そのため家庭でのムダ毛の自己処理についても、予防接種を受ける前後の日にはできるだけ控えることをおすすめします。

予防接種前後に脱毛を行うリスク

新型コロナウイルスやインフルエンザの予防接種を受けることによる副反応には個人差があり、人によって生じる症状はさまざまです。

なぜ予防接種前後の脱毛は避けるべきなのか、理由は3つあります。

ここからは、予防接種と脱毛を同時期に行った場合のリスクについてもう少し詳しく解説していきます。

①予防接種による副反応のリスクが高まる

新型コロナウイルスやインフルエンザの予防接種は、体内にワクチンを取り込むことにより、ウイルスや細菌に対する免疫を作るという仕組みになっています。この免疫を作り出す過程で、まれに副反応が起こるリスクがあり、発熱や湿疹などの症状が出ることがあるのです。

したがって、予防接種を受けた後の数日間は、体調が万全な状態とはいえません。肌トラブルを引き起こすリスクを避けるためにも、体調が万全な状態のときに脱毛の施術を受けるようにしましょう。

②肌トラブルを引き起こすリスクが高まる

風邪などで体調を崩した際、同時に肌の調子も悪くなったという方も多いのではないでしょうか？

新型コロナウイルスやインフルエンザの予防接種を受けた場合も同じです。副反応により体調を崩してしまうと、普段より肌のバリア機能が弱まった状態になります。この状態のときに脱毛の施術を受けると、普段と同じ施術内容でも、赤みやかゆみなどの肌トラブルを引き起こしてしまうリスクがあります。

また注射を打った部分に照射しレーザーや光の刺激を与えることにより、赤く腫れ上がってしまうというリスクもあります。

③脱毛後の注射はいつもより痛みを感じるリスクがある

脱毛を行った後の肌は、照射時の熱のダメージにより乾燥しており、とてもデリケートな状態です。

そのため刺激を感じやすく、この状態のときに予防接種を受けると、いつもより強い痛みを感じるリスクがあります。また、注射をした部分の肌に赤みや腫れ、湿疹などの肌トラブルが生じるリスクが高くなります。

脱毛前後に注意すること

新型コロナウイルスやインフルエンザの予防接種以外にも、脱毛前後にしてはいけないことがいくつかあります。

つづいては、脱毛前後に注意すべき行動について解説していきます。

脱毛当日の日焼け止めや制汗剤の使用は避ける

脱毛を行う当日に、施術部位に対して日焼け止めや制汗剤を使用することは避けましょう。

脱毛の施術前には、肌を保護するためにジェルを塗ります。しかし施術部位に制汗剤や日焼け止めを使用することで、ジェルの浸透を妨げてしまうリスクがあるためです。

脱毛後の入浴や激しい運動、飲酒は控える

脱毛の施術を受けた後は、入浴や激しい運動や飲酒など、血行を良くしたりたくさん汗をかく行為は控えましょう。脱毛の施術後の肌はとてもデリケートな状態になっています。血行が良くなることで肌に赤みやかゆみが出たり、体調不良を引き起こすリスクがあるからです。

脱毛をした当日は湯船に浸かることは避け、軽くシャワーを浴びる程度にしましょう。普段ジムなどで運動をする習慣がある方は、脱毛の前日と当日は激しい運動は避けて安静に過ごすようにしてください。

また、アルコールを摂取すると、体温が上昇するとともに血行も良くなります。したがって飲酒も、脱毛の当日のみではなく脱毛の前日から控えましょう。

薬の服用

薬を服用している場合は、副作用などのリスクも考えられます。あらかじめ、かかりつけの医師や薬剤師などに相談してから脱毛の予約を行いましょう。

薬の種類によっては、脱毛の光に敏感に反応する光過敏症という状態になることがあります。光過敏症になると、薬の影響で敏感になった肌が光に強く反応し、かゆみや赤みなどの肌トラブルを引き起こしてしまいます。さらに悪化すると肌が炎症を起こし湿疹や水疱が出たり、ミミズ腫れや蕁麻疹のような状態になるなど深刻な皮膚炎を引き起こしてしまう場合もあります。

皮膚炎になると皮膚科での診察や治療が必要になるうえ、痕が残ってしまう恐れもあります。光過敏症の原因となる薬を服用しているときには、脱毛を受けるのは避けましょう。

薬を服用しているということは体調そのものがよくなく、肌が敏感になってしまっている可能性があります。そのため薬の服用中に脱毛を受けると、肌トラブルが起こりやすかったり、肌に熱がこもりやすくなり熱っぽさやだるさを感じることがあります。

また無理に脱毛すると体調が悪化する可能性もあるので、薬を服用している場合は脱毛を禁止しているというサロンが多いです。体調があまりすぐれないときにはいったん脱毛を休止し、体調が回復してから改めて脱毛することをおすすめします。

コロナ渦でもおすすめの脱毛方法

脱毛サロンやクリニックの造りによっては「空気がこもりやすい・換気が十分ではない・人との距離も近い」といいう、いわゆる「3密」が揃っている場所もあります。また、脱毛サロンやクリニックではスタッフの方に近い距離で長時間脱毛の施術をしてもらうため、新型コロナウイルスに感染するリスクが心配という方も多いです。

そんな方に、コロナ渦でもおすすめの脱毛方法2つをご紹介します。

①家庭用脱毛器を使用して脱毛する

家庭用脱毛器は家電量販店などで簡単に購入することができ、自宅で自分で脱毛を行える便利なアイテムです。誰にも会うことなく非接触で脱毛するできるので、コロナ渦でも安心して脱毛を行える、おすすめの方法です。

家庭用脱毛器は1台あれば恋人や家族と共有して使用できるので、脱毛にあまりお金をかけたくないという方にもおすすめです。また自宅で脱毛することができるので、予約を取ったり来店するという手間がなく、いつでも気軽に脱毛できるというメリットもあります。

②セルフ脱毛サロンに通う

セルフ脱毛サロンは施術スタッフがおらず、セルフ脱毛サロンにある脱毛器を自分で操作し、脱毛を行います。脱毛の施術は完全個室で自分1人で行うことができるので、コロナ渦でも安心して脱毛することができおすすめの脱毛方法です。

セルフ脱毛サロンに設置されている脱毛器はサロンによって異なりますが、一般的な脱毛サロンで使用されているような業務用の脱毛器を設置しているサロンが多いです。脱毛サロンと同レベルの照射をすることが可能なので、脱毛サロンと同じような脱毛の効果を実感することができます。顔やVIOラインにも使用できるので、誰にも見られず全身を脱毛することが可能です。

施術スタッフがいないので人件費がかからず、脱毛サロンより安く脱毛することができるのもセルフ脱毛サロンのメリットです。

一方で、セルフ脱毛サロンにはスタッフがいないの、脱毛マシンを使って照射するだけでなくジェルの塗布や拭き取り、後片付けなども全て自分で行う必要があります。そのため、脱毛サロンやクリニックに比べると手間がかかってしまうというデメリットがあります。

まとめ

• 予防接種の前後1週間～10日ほどの期間は脱毛は避ける
• 自己処理も予防接種の前後の日はできるだけ避ける
• 予防接種と脱毛を同時期に行うとリスクがある
  • 予防接種による副反応のリスクが高まる
  • 肌トラブルを引き起こすリスクが高まる
  • 脱毛後の注射はいつもより痛みを感じるリスクがある
• 脱毛前後に控えること
  • 脱毛当日の日焼け止めや制汗剤の使用は避ける
  • 入浴や激しい運動や飲酒は控える
  • 薬の服用
• コロナ渦での脱毛は家庭用脱毛器やセルフ脱毛サロンがおすすめ