きちんと処理をしたのに、脇の毛穴が気になる…。ブツブツしたり、黒ずんでいたり。そんな方は結構多いです。
最近は季節を問わずノースリーブや薄着を楽しむことが当たり前になってきました。
だからこそ、脇のケアをしっかりとしておかないと、いつでも人目につく恐れがあります。
自信を持って脇を出せるよう、しっかりとケアしていきたいところ。
こちらの記事では、
- 脇の毛穴が気になる!
- 原因は?対処法はある?
- 脱毛後の脇の毛穴はどうなるの?
について、詳しく解説していきます。
脇の毛穴の状態が気になる方、脱毛後の脇の毛穴がどうなるのかについて知りたい方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
脇の毛穴が目立つ原因
脇を毎日しっかりとチェックすることはなかなかないと思います。
でも、実際に脇の毛穴をしっかりと見てみると、え、こんなに黒ずんでいたの?なんかブツブツしてる…。毛穴が目立つ!そう気づくことがあります。
その正体は何なのでしょうか。どうしてそうなってしまうのでしょうか。
その原因は大きく分けて、①毛穴の汚れ、②埋没毛という2点にありました。
毛穴の汚れによって脇の毛穴が目立つ
脇の下は、汗腺と呼ばれる汗を作り出して表皮に送り出す器官がとても多い部位です。
汗をかくときに、まず脇の下に汗をかかない人はいないことを考えればおわかりいただけると思います。
汗腺は、体温が上がり過ぎないように調節する大切な役目を持っていますので、その機能が働くことはとても良いことです。
脇の下には、アポクリン腺と呼ばれる汗腺があり、このアポクリン腺から出る汗は白く濁っていて、脂質やタンパク質を多く含んでいます。
そんな汗腺がある脇。汗を多くかきやすいだけではなく、腕にはさまれいつも密な状態となり、風通しも良くないため、皮脂や汚れもたまりやすい状態となってしまいます。
この皮脂や汚れが毛穴に詰まってしまうことで毛穴がブツブツしたり、黒ずんでしまったりすることがあり得るのです。
毛穴の詰まりは肌の代謝機能にも影響を与え、古い角質が毛穴に残ってしまうおそれも。
その角質が小さなブツブツとなってあらわれ、脇の毛穴が目立つ原因となるのです。
皮脂の酸化による毛穴の目立ち
そして、汗腺が密集している脇という部位で汗をたくさんかき、汗に含まれる皮脂が長時間毛穴にとどまってしまうことが、毛穴の黒ずみやブツブツの原因となることもあります。
皮脂は、顔の小鼻周りの皮脂を考えればわかりますが、通常は白い色をしていますよね。
ただ、長時間皮脂が毛穴に残った状態が続くと、空気に触れていくことで酸化が起こり、少しずつ黒ずんでいきます。
その黒ずみが、脇の毛穴のブツブツや、黒ずみなどの原因となるということです。
毛穴が炎症を起こしていることによる毛穴の目立ち
脇の毛穴の処理として、自己処理をしている方は多いです。
その自己処理、カミソリなどの剃毛や、毛抜きによるものでは皮膚表面を傷つけ、毛穴にもダメージを与えてしまうことを知っていますか?
カミソリは、刃を直接皮膚にあてて行うため、目に見えない肌表面を確実に傷つけながら剃毛していくことになります。
毛抜きは、毛を引っ張るのと同時に毛穴も一緒に引っ張っています。そのため、毛穴にもダメージを与える行為です。
自己処理方法それぞれで受けるダメージは、赤みとなって表れ、炎症を起こすことがあります。
単なる赤みでとどまることなく、毛穴に細菌や雑菌が侵入することで炎症が悪化し、いわゆるニキビとなってしまうことも。
ニキビのような膿を持たなくても赤いブツブツができている場合もあります。そんな場合も、脇の毛穴が目立つ原因となります。
制汗スプレーも、脇の毛穴が目立つ原因に
脇は、汗腺がたくさんあることによって、汗をかきやすい部位です。
そして腕にはさまれていることから密にもなり、ニオイもこもりやすいことから、昔から、脇のニオイをケアする制汗スプレーが存在しています。
確かに、汗をたくさんかくだけにスプレーをしておけば安心という気持ちもわかるのですが、実はこのスプレーにも、脇の毛穴が目立つ原因となる事情が隠されていました。
脇のニオイ対策として作られている制汗スプレーなので、小さい毛穴ひとつひとつにアプローチできるよう、その成分もまたとても小さいものとなっています。
この小さい成分が毛穴に届き、そのまま毛穴にとどまってしまうことで、皮脂や汚れも一緒に毛穴に長時間放置される状態となってしまいます。
そうすると、先ほどご説明したように、炎症を起こしたり、黒ずみの原因になったりと、毛穴のトラブルにつながるのです。
埋没毛によって脇の毛穴が目立つ
脇の毛穴のブツブツや黒ずみなどは、毛穴のトラブルによってではなく、毛が毛穴に残っている状態だからこその場合もあります。
毛が毛穴に埋まってしまう、埋没毛と言われる状態です。
埋没毛とは、皮膚の表面に埋もれてしまった毛を言います。本来は肌の表面に出るはずの毛が、肌から出ることができず皮膚の下で成長を続けてしまい、その毛が黒いブツブツとなって見えるのです。
埋没毛の原因は?
埋没毛ができてしまう主な原因は、自己処理です。
自己処理といえばカミソリや毛抜きがほとんどですが、カミソリは、肌にあてて行う方法のため、目に見えない皮膚の表面を傷つけ、肌に負担をかけています。
そして毛抜きは、力を入れて引っ張ることで、毛穴にはもちろんその周りの皮膚にも負担がかかりますよね。
このような、肌に負担をかける行為によって、肌は身を守ろうと角質層が厚くなり、その角質が毛穴をふさいでしまいます。
そうやってふさがれることで、毛が表面に出られず埋没毛として残ってしまうのです。
脇の毛穴が気になるときの対処法
脇の毛穴が気になるときの対処法、気になりますよね。
具体的には、毛穴を清潔にすること、保湿を心掛けること、脱毛すること、の3点が挙げられます。
脇の毛穴を清潔に保つ
まずは、脇を清潔に保つことです。毛穴にたまってしまった皮脂や汚れをしっかりと取り除くことで、毛穴のトラブルを防ぐことができます。
そのためには、しっかりと洗うことが大切です。
小さな毛穴の奥までしっかりと洗えるよう、泡タイプがおすすめ。その泡をゆっくり毛穴にあてるようにして、こすらないようにしましょう。過剰な刺激を与えることは、毛穴にとって負担となるのでNGです。
古い角質を落とすために、スクラブが配合されたボディソープを使うこともひとつの方法です。
ただ、スクラブは肌の角質にアプローチするもので刺激が強くもあるので、使用回数には注意しましょう。
保湿を心がける
保湿というと、顔のお手入れを思い浮かべる方が多いかもしれません。でも、脇の毛穴のお手入れとしても、保湿はとても重要となるのです。
肌には、バリア機能と呼ばれるものが本来は備わっていることをご存知でしょうか。
この機能がしっかりと働いている肌であれば、多少の外部刺激に負けずに、トラブルを起こすこともなく健やかな状態を保つことができます。
脇においても、このバリア機能をきちんと働かせることで、摩擦や外部刺激から肌を守り、毛穴のトラブルを防ぐことができることはお顔と同じです。
そのために大切となるのが保湿。しっかりと潤いを保たせることで、バリア機能はもちろん、肌本来のターンオーバーも正常に働かせることができます。
脇の毛の処理を行った時にはますます、その刺激によって脇の毛穴もダメージを受け、皮膚表面も傷ついている状態です。
必ず保湿をするように心がけましょう。
脱毛をする
脇の毛穴のトラブルを防ぐために、脱毛?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、脱毛をすると毛穴に毛がなくなることから、毛穴を清潔に保ちやすくなることはわかりますよね。清潔に保ちやすくなるということは、様々なトラブルを未然に防ぎやすい状態とも言えます。
毛穴に毛が残っているからこそ起こる、埋没毛によるトラブルも避けることができます。
また、毛穴に皮脂や汚れがとどまったり、たまったりすることによって起こるトラブルも、毛穴が目立つ原因も、未然に除去できるのです。
さらに脱毛をすることで嬉しいことは、自己処理の手間から解放されるだけではありません。
自己処理は、カミソリによる場合、毛抜きによる場合どちらも、肌表面を確実に傷つける行為ではあります。そして半永久的に行っていかなければならず、その都度肌に与えるダメージも蓄積されていきますよね。
その点脱毛をすれば、余計なダメージを蓄積させることなく、保湿を始めとするお手入れに時間をかけることが可能となり、肌への負担も確実に減らすことができます。
脇の毛穴が目立つような事態をあらかじめ防ぐ意味でも、脱毛は効果的だと言えるのです。
脱毛後の毛穴の状態
脱毛後は、毛穴はどうなっているのでしょうか。
脱毛は、光を毛穴にあて、毛を作る細胞を働かせなくすることで、毛を生えなくさせるものです。
よって、脱毛後は、毛穴に毛が残っておらず、直後に少し残っていたとしても少しずつ抜けていくこととなります。
今まで毛が生えていたことでたまりやすくなっていた皮脂や汚れが落ち、毛穴が引き締まって見えることは嬉しいですよね。
そして、自己処理を行わなくても良くなることから、肌へのダメージから肌荒れを起こすようなことがなくなり、肌の状態も良くなります。
さらに、自己処理によって中途半端になってしまっていた埋没毛などの中途半端な毛を脱毛によってお手入れすることで、毛穴の黒ずみも解消できます。
脱毛後の毛穴は、自己処理による場合に比べてとても良い状態を生みやすいと言えそうです。
まとめ
いかがでしたか。
脇の毛穴が目立ってしまう原因は大きく分けて
- 埋没毛と呼ばれる毛の状態
- 皮脂や汚れなどの毛穴の状態によって引き起こされる
ことにあり、脇という部位だからこその汗腺の存在や、蒸れやすさ、制汗スプレーのリスクなどもご説明しました。
気になる対処法としては、
- 清潔に保つこと
- 保湿を心掛け、バリア機能やターンオーバーを正常に働かせること
- 脱毛という手段を選ぶこと
がありましたね。
自己処理は半永久的に行い続けなければならず、個人差はあると言っても数週間に1度のお手入れが求められます。
脱毛機器の進化により、サロンに行かずとも、高品質の器械によって脱毛することが可能となってきた昨今。
自己処理から解放されるというだけではなく、毛穴の負担軽減にもつながるので、脱毛という手段を検討する価値は大いにあると思います。
私自身も、数年間自己処理を行った後、脱毛を選びました。今思うことは、もっと早く脱毛をすればよかった、と心から思っています。
脇の毛穴が気になる方はぜひ、ご一考ください。
あなたの抱える疑問がすこしでも解決するようなお手伝いができましたら幸いです。
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