「日焼けしたいから日サロに行きながら脱毛したい」「脱毛中にうっかり日焼けしちゃった!」
脱毛中は日焼けしてダメと聞いたことはあるけど、どうしても日サロにいきたい人もいるでしょう。今は美白ブームですが、こんがり焼けた肌に憧れる人もいますよね。
また、脱毛中に日焼けに気をつけていたけど、うっかり日焼けしちゃったなんて人もいるはず。どの程度の日焼けなら大丈夫なのでしょうか?
この記事では脱毛と日焼けについて気になる部分を紹介していきます。どうしても日サロに通いたい人、脱毛したいけど日焼けして困っている人最後まで読んでみてください。
目次
脱毛中に日焼けはダメ!
基本的に脱毛器は肌のメラニン色素に反応して毛をなくすため、肌が黒いと過剰に反応することから日焼けしていると施術してもらえません。日焼けした肌を脱毛しようとするとやけどする恐れがあります。
そのため、あまりにも日焼けした人は脱毛を断られることも。脱毛中も日焼けしないように注意しなければいけません。
実は私も脱毛中にプールに行き、うっかり背中が焼けてしまいました。日焼け止めは塗ったのですがこんがり焼けてしまい、なかなか消えませんでした。日焼けが落ち着くまでは日焼けした部分は脱毛してもらえなかったです。
脱毛中に日焼けするデメリットは以下の4点あります。
シミなどの肌トラブルの原因に
日焼けした肌は乾燥しやすくとても敏感な状態です。そのため刺激に反応しやすくダメージを受けやすい状態に。
サロン脱毛ではレーザー光を照射する光脱毛なので、肌がさらに焼けて赤みを帯びたり黒ずんだりする原因となることも。ひどくなるとシミとして沈着してしまうため日焼けした場合は注意しましょう。
施術時に痛みが強くなる
日焼けをすると実は肌がやけどしたような状態になります。そのため肌が敏感な状態になり、弱った肌には刺激が強すぎます。
やけどした状態の肌に脱毛してしまうと、やけどがさらに悪化してしまうことも。
医療脱毛の場合は脱毛時に麻酔を使用できるので痛みは軽減できますが、肌へのダメージが大きすぎるため注意しましょう。
脱毛の効果が下がってしまう
そもそも脱毛の効果が十分に得られなくなってしまいます。脱毛器はメラニン色素に反応するため、周りの肌が黒くなると毛だけでなく、肌のほうまで反応してしまうことになり効果が少なくなることも。
基本的に、日焼けした場合の脱毛の効果についてはサロンやクリニックから説明があるのでしっかり確認しておくといいでしょう。
肌の状態によっては施術できないことも
日焼けしてしまうと肌が敏感な状態になってしまうため、肌の状態によっては脱毛を断られることもあります。日焼けの程度によってはすぐ色が戻るわけではないので数ヶ月間脱毛できないことも。
ただ、脱毛できないだけならいいですが、回数を消化してしまう場合もあるのでサロンやクリニックでしっかり話を聞いておくと安心です。
参考 脱毛中は日焼けをしても大丈夫?日焼け止めなどの紫外線対策についてdatsumo
日サロと脱毛は両立できる?
結論から言うと、日焼けと脱毛は両立できません。どうしても脱毛したい人は脱毛を済ませてから日サロに行くと安心でしょう。そうは言っても脱毛はすぐ終わるわけではないので待ちきれないですよね。
次で詳しく紹介しますが、日焼けしていても脱毛できる脱毛器もあります。その脱毛器なら日サロと脱毛両立できるかもしれませんが、肌へのダメージが強いのであまりおすすめできません。
日焼けしても脱毛できる機械があるってホント?
日焼けしても脱毛できる脱毛器もあります。脱毛は熱によって発毛組織にダメージを与えることで発毛の働きを弱めますが、機械は大きく分けて2種類あります。
- 毛の黒いメラニン色素に作用する方法
- 毛の成長因子に作用する方法
1の場合はメラニン色素に反応するため日焼けすると脱毛できなくなってしまいます。2はメラニン色素は関係ないため、日焼けしていたとしても脱毛することが可能。
医療脱毛の場合は「蓄熱式ダイオードレーザー」、サロン脱毛の場合は「SHR式」と呼ばれるもので、クリニックとサロンのどちらでも利用できます。
それぞれの脱毛の仕組みについて確認していきましょう。
蓄熱式ダイオードレーザー
医療脱毛にはアレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、ヤグレーザーの3種類があります。その中のダイオードレーザーには蓄熱式と熱破壊式の2種類あり、蓄熱式の方が毛の成長因子を狙った機械になります。
医療脱毛は脱毛器のパワーが強いため、肌への負担がとても大きいです。いくら日焼けしていても大丈夫だからといって、日焼け後の肌には照射できない場合も。
肌トラブルが心配な人でも、医療脱毛は医師や看護師などの専門的な人が施術するため万が一の時は対処してもらえるので安心ですね。
SHR式
脱毛サロンで行われる光脱毛で、毛の成長因子のある肌の浅い部分に照射する機械です。
SHR式は毛のメラニン色素に刺激を与える方法よりも低い温度で行うため、比較的痛みが少ないです。また、メラニン色素には作用しないため色素の薄いうぶ毛にも効果があります。
ニードル脱毛
上記とは全く違う方法でニードル脱毛があります。ニードル脱毛は細い針を毛穴にひとつひとつ刺して電流を流して脱毛する仕組みです。メラニン色素に反応するものではないので日焼けしているかどうか関係なく脱毛できます。
しかし、1本1本施術していくため時間がかかり、強い痛みを伴います。手間がかかるので料金が高いのもデメリットです。
ニードル脱毛は脱毛本数や時間によって料金が決まるため、広範囲の脱毛にはおすすめできません。ヒゲやワキ、眉毛などの狭い範囲の脱毛をしたい場合はニードル脱毛も検討しましょう。
参考 脱毛にはどんな種類がある?それぞれの効果とおすすめの脱毛方法datsumo
どのくらいの日焼けならOK?
いくら気をつけていてもうっかり日焼けしてしまうことも。どのくらいの日焼けなら脱毛してもらえるのでしょうか?
脱毛部位と肌の色が変わらなければ大丈夫!
日焼けした場合は元の肌色との差で脱毛できるかどうかを判断しています。元々の地肌が黒い人もいるので一概に色黒だからと断るわけではありません。
日焼けしている部分とくっきり分かれている場合は、日焼けがのこっているため脱毛できない場合が多いです。日焼けが薄くなってきた場合も自己判断しないように。
当日の施術ができなくて回数が消化されてしまうこともあるので、怪しいと思ったら事前に申告しておくことでペナルティを回避できます。
脱毛しない場所は日焼けしても大丈夫!
腕の脱毛で腕の日焼けをしてはダメですが、腕の脱毛で足の日焼けがあっても問題はありません。脱毛する部位以外は日焼けしても大丈夫なので神経質になりすぎないようにしましょう。
参考 脱毛できないのはどのくらいの色黒や日焼け?色黒でもできる脱毛方法やポイントdatsumo
脱毛中の日焼け対策
日焼けしてはいけない脱毛中はどのような日焼け対策をすればいいでしょうか?気をつけるポイントとして以下の3点があります。
日焼け止めを塗る
日焼け対策として日焼け止めクリームを塗るのが一番簡単で確実な方法です。ただ闇雲に日焼け止めを塗ればいいわけではないので注意しましょう。
体質的に合わない人もいるので、無理に塗ってしまうと肌トラブルを招いてしまうことも。また、強いものを塗れば絶対に日焼けしないものでもありません。逆にダメージが強くて肌トラブルを招いてしまうことも。
気をつけなければいけないのは、脱毛する前は日焼け止めを使用していけないことです。脱毛するときに日焼け止めを塗ると光やレーザーをうまく届かず、脱毛効果が下がってしまいます。
また、日焼け止めに含まれている成分によってはヤケドする危険性もあるため、脱毛前に落とすか当日は塗らないようにしましょう。
参考 日焼けしたくない人は必見!オールシーズン使える紫外線対策datsumo
日差しが強いときは外出を控える
日焼けの直接的な原因は紫外線なので外出を控えるだけでも日焼け対策になります。予定がある場合は仕方ないですが、特に予定がない場合は外出を控えましょう。
UV効果の服や日傘、帽子を使う
肌に日焼け止めを塗らなくても、日傘や服で日焼け防止できます。日差しが強い場合でも、日傘や服などで日焼けの予防をしましょう。
最近はUV効果の高い服がたくさんあるので利用すると安心です。特に全身脱毛している人は、日焼けしないようにUV効果の高いカーディガンなどを着用して日焼け対策しましょう。
日焼けしてしまった!どうすればいい?
いくら日焼け対策をしていてもうっかり日焼けしてしまうことも。もし日焼けしてしまった場合はどのように対処したらいいでしょうか?
入念に保湿する
日焼けをすると肌が乾燥しやすくなります。保湿することで肌の回復が早くなります。日焼けするとダメージを強く受けているためできるだけ低刺激のものを使用しましょう。
コットンを使用したり、強くたたいたりすると逆効果なので、優しく浸透させるように保湿するのがおすすめ。
日焼けした部分を冷やす
日焼けは肌がやけどしたような状態なので、すぐに冷やすようにしましょう。冷やすことで日焼けの程度を抑えることができます。
冷やすときは直接氷などを肌に当てるのではなく、タオルなどを挟むようにしましょう。直接冷やしてしまうと逆に肌にダメージを与えてしまうことも。
美白ケアに力を入れる
日焼けが落ち着いてきたら美白ケアをしましょう。美白化粧水や美白のサプリメントなどがおすすめです。日焼け後に美白ケアをすることでシミができにくくなります。
ビタミンCを補給する
ビタミンCはメラニンの産生を抑える栄養素なので、補給することでメラニン色素を薄くする働きがあります。ビタミンCはレモンやアセロラ、ピーマン、ブロッコリーなどに多く含まれています。
ビタミンCを配合したビタミン剤やドリンクを飲むことで、日焼けの解消に効果があります。
脱毛の予定を延期する
日焼けケアをしてもなかなか改善しない場合は脱毛の予定を延期するようにしましょう。無理に脱毛をしてしまうと肌に強いダメージを与えてしまうことも。
脱毛の効果も十分に得られないため延期するのがおすすめです。自分の状態で脱毛できるか迷う人は、サロンやクリニックに相談してみるといいでしょう。
脱毛後も日焼けはダメ?いつから日焼けできる?
脱毛が終わったら日焼けしていいと思う人もいるかもしれませんが、脱毛後も日焼けには気をつけましょう。
脱毛後は肌に強いダメージを受けているため、日焼けによってさらに肌トラブルを招く可能性があります。脱毛後だからといって気を抜かずUV対策をしましょう。
肌が弱っているので、乾燥や炎症のリスクが
脱毛後はレーザーによってダメージが強いため肌が傷つきやすくなっています。そこに日焼けをしてしまうとさらに乾燥してしまい、炎症が起こりやすい状態になります。
脱毛が終わったからといって安易に日焼けしてしまうと肌トラブルを起こす可能性があるので注意しましょう。
次の脱毛予定まで解消しないことも
脱毛後に日焼けしてしまうと、次の脱毛の日までに日焼けが戻らない可能性も。脱毛は大体2~3ヶ月ごと施術しますが、日焼けした場合は良くなるのにもう少しかかる場合も。
日焼けした場合状態にもよりますが、自然回復であれば夏が約3ヶ月、冬だと約2ヶ月かかります。いくら日焼け後に対処したとしても最低でも1ヶ月くらいかかります。
日焼けは脱毛が完全に終了するまで避けましょう。日中日差しが強いときに外にでるときは十分な日焼け対策を。
参考 脱毛中に日焼けをすると効果が下がるって本当?ダメな理由とUV対策datsumo
まとめ
今回は脱毛中の日焼けについて紹介してきました。まとめると以下のようになります。
- 脱毛中は日焼けしてはいけない
- 日焼けしていてもできる脱毛方法はあるが、日焼けしているときは注意する
- 日焼けしたとしても脱毛する部分と肌の色が変わらなければ大丈夫
- 日焼け対策として日焼け止めクリームがあるが、脱毛当日は塗らないようにする
- 日差しが強いときは外出を控えたり、UV効果のある服をきたりする
- もし日焼けしてしまったら冷やしたり保湿したりする
- 美白ケアやビタミンCを補給することで日焼けがよくなる
- 脱毛後でも日焼けしてはいけない
脱毛中に絶対日焼けしないというのは難しいことですが、ある程度対策ができるので難しことではないはず。日サロで日焼けした人は多少我慢が必要ですが、一度脱毛すればいくらでも色黒になることができます。
脱毛中は日焼けしないように防止や日傘、UV効果のあるカーディガンなどを活用して保湿ケアをしてお肌を大切にしましょう。
いずれにしても脱毛も日焼けも肌のダメージが強いため日頃からお肌をケアしてツルツルな肌を手に入れましょう。
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