中学生になると濃くなる?ムダ毛が生えなくなる方法はある?

中学生になると体毛やムダ毛が濃くなったように感じることありませんか?

ムダ毛なんて生えて来なければいいのに!

ムダ毛が生えなくなる方法はないの?

残念ながら完全にムダ毛を無くすことは難しいですが、一時的に脱毛する方法、目立たなくする方法はあります。

この記事では

  • ムダ毛が濃くなる原因
  • 中学生でもできるムダ毛処理方法
  • 中学生の脱毛で気をつけること

について説明していきます。

ムダ毛とは?

ムダ毛とは生えてほしくないところに生えている毛のことです。

髪の毛、眉毛、まつげなど必要とされている毛ですが、腕や足、顔、背中など必要のないところに生えている毛をムダ毛といいます。

本来、体毛は体内の熱を外に逃さない保温機能の役割や汗をくいとめたり、刺激から肌を守ったりする役割がありました。

現代では冷暖房や洋服の着脱で体温の調節ができたり、外からの刺激から肌を守ったりすることができ、体毛の役目が薄れました。

体毛はムダ毛と呼ばれるようになり、ムダ毛がない方がキレイだという時代になりました。

中学生になるとムダ毛が濃くなるのは何故?

男性ホルモンのテストステロンが分泌される影響でムダ毛が濃くなります。

テストステロンは男性ホルモンですが、女性の体内でも作られています。

中学生は性ホルモンの分泌が始まり、体が大きく成長する第二次性徴期です。

テストステロンの分泌量が多い間は男性も女性も体毛が濃くなり、一度抜けた毛の再生も早いため中学生になるとムダ毛が気になるようになります。

ムダ毛は処理した方がいい?

中学生だからムダ毛を処理した方がいい、しない方がいいということはありません。

ムダ毛があることが恥ずかしかったり、嫌な思いをするなどあれば処理することを考えてもよいでしょう。

中学生の脱毛やメリット・デメリットに関する詳しい記事を参考にしてみてください。

参考 中学生でも脱毛はしていいの?思春期の脱毛のメリットとデメリット脱毛情報メディアdatsumo

中学生でもできるムダ毛の自己処理方法

中学生でもできるムダ毛処理方法を紹介します。

手軽で安価にできる方法から本格的なものもあります。

  • カミソリ
  • 毛抜
  • 除毛クリーム
  • 電気シェーバー
  • 抑毛ローション
  • 家庭用脱毛器
  • 美容脱毛サロンや医療脱毛クリニックで施術
  • セルフ脱毛サロン

カミソリ

カミソリはコンビニやドラッグストアなどで安価で販売され、手軽に脱毛することができるため中学生でも使いやすいです。

カミソリは刃が直接肌に触れるため、中学生の柔らかい肌には刺激が強く肌トラブルを起こしやすく肌を切ってしまうこともあります。

専用のローションを肌に塗ってからカミソリを使うことをおすすめします。

脱毛効果が持続する期間が短いため、こまめに脱毛しなくてはなりません。

毛抜き

毛抜きはカミソリと同様、コンビニやドラッグストアなどで安価で販売され、中学生でも手に入れやすいです。

手軽な方法ではありますが、毛を1本1本抜いていくため広い範囲の脱毛は時間がかかります。

毛を毛根から引き抜くため脱毛の持続期間は長いですが、根本からむりやり引き抜くことになり毛穴や肌を痛めたり、痛みを伴うこともあります。

毛抜きで毛を抜くと、次には生えてくる毛が肌の外に出れず皮膚の下で成長してしまう埋没毛や毛穴に細菌が入って化膿してしまう毛嚢炎などのトラブルも多いので注意が必要です。

除毛クリーム

除毛クリームは毛を溶かす成分が入っているクリームで、スーパーやドラッグストアで購入することができます。

除毛クリームを肌に塗り、一定時間放置して水洗いをするとムダ毛がなくなります。

ムダ毛処理効果の持続時間は長くありません。

除毛クリームは肌に刺激を与えることもあり、中学生の柔らかい肌にはトラブルを引き起こすこともあるので注意が必要です。

少量目立たない部分でテストをしてみて、2~3日たってもトラブルが起きないことを確認してから広い範囲にクリームを塗ることをおすすめします。

独特なニオイがありますのでニオイに敏感な人は避けたほうがよいでしょう。

電気シェーバー

電気シェーバーは電気でムダ毛を剃ってくれる脱毛専用機器です。

カミソリと違い刃が肌に直接あたらないため肌を傷つけることはありませんし、脱毛時に専用ローションや石鹸を塗ったりすることもありません。

電気シェーバーはカミソリや毛抜きよりは高価です。

抑毛ローション

抑毛ローションはドラッグストアや通販で手に入れることが可能です。

ムダ毛の成長スピードを遅くする効果が期待できます。

肌に優しい成分や保湿効果の高いローションもあり肌に優しい特徴がありますが、効果が実感できるまでに時間がかかるため3ヶ月は使い続ける必要があります。

必ずしも効果がでるとは限らず、肌質によっては効果が出ない場合もあるとも言われています。

家庭用脱毛器

家庭用脱毛器は家電量販店などで購入することができますが、中学生が購入するにはかなり高額の製品が多いです。

美容脱毛サロンや医療脱毛クリニックで扱っているものを家庭で安全に使える仕様にしてあるためパワーが低く設定されています。

パワーが低い分、効果を実感するまで根気強く続けなければなりません

直接肌に刃が触れたりクリームを塗ることもないので肌への負担も少なくて済みます。

中学生でもできるムダ毛の脱毛方法

自己処理による肌トラブルを避けるためにプロによる脱毛やプロ仕様の機器を使って脱毛する方法は次のとおりです。

保護者の同意や付き添いが必要になることもありますので注意しましょう。

  • 美容脱毛サロンや医療脱毛クリニックで施術
  • セルフ脱毛サロンで脱毛

美容脱毛サロンや医療脱毛クリニックで施術

中学生は美容脱毛サロンや医療脱毛クリニックで脱毛の施術を受けることも可能です。

プロによる施術で脱毛することができ、アフターケアや肌トラブルにも対応してもらえるメリットがあります。

筆者の体験した美容脱毛サロンでは小学4年生で施術を受けている人がいると聞きました。

中学生の親は美容脱毛サロンで脱毛経験している世代で理解のある親も多いようです。

中学生のお小遣いを貯めても支払える金額ではないので、美容脱毛サロンや医療脱毛クリニックの公式HPなど見せながら保護者に相談してみましょう。

デメリットとしては部位によっては施術中にスタッフに裸を見られることになりますので、思春期の中学生は恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。

効果を実感するためには何度も通わなくてはなりませんし予約を取らないと施術をしてもらえないので、テストや部活で忙しい中学生は通い続けるのが難しい面もあります。

美容脱毛サロンと医療脱毛クリニックの違いと施術期間についての詳しい記事を参考にしてみてください。

参考 脱毛サロンでの施術期間は?エステ脱毛と医療脱毛の違いやお手入れ法も調査脱毛情報メディアdatsumo

セルフ脱毛サロンで脱毛

美容脱毛サロンや医療脱毛クリニックの施術に興味があるけれど、高額でとても手が出ないという人はセルフ脱毛サロンでの施術をおすすめします。

セルフ脱毛サロンではプロ仕様の脱毛機器が整っていて、個室で自分で機械操作して脱毛するので裸を見られて恥ずかしい思いをすることがありません。

美容脱毛サロンや医療脱毛クリニックに比べると、入会金や年会費もなく広告や人件費も抑えているため、施術価格も安く設定されています。

中学生は学割が適用されるため、さらに良心的な価格で脱毛することができます。

中学生は保護者同伴が条件になっているところがほとんどですので、機械の操作が難しかったり、手の届かない背中などの脱毛が難しかったりする場合は保護者に手伝ってもらうことも可能です。

営業時間が長いため予約も取りやすいメリットもあります。

セルフ脱毛サロンの詳細に関する記事を参考にしてみてください。

参考 【最新版】セルフ脱毛サロンを徹底調査!口コミやメリット・デメリットを紹介脱毛情報メディアdatsumo

中学生が脱毛するメリット

ムダ毛に悩んでいる中学生が脱毛するメリットは次のとおりです。

  • 半袖になった時や水着になった時の恥ずかしさやコンプレックスから開放される
  • 学割を利用できる
  • ムダ毛の自己処理によるトラブルがなくなる

半袖や水着になった時の恥ずかしさやコンプレックスから開放される

中学生は成長に個人差があるためムダ毛の生え方にも個人差があり、ムダ毛が早く生え始めた人はコンプレックスに感じることもあります。

授業で着る半袖の体操着や水着は腕や足、ワキ、デリケートラインのムダ毛が生えていると気になってしまいます。

脱毛してしまえば半袖になっても水着になっても恥ずかしい思いをすることはありません。

学割や学生向けプランを利用できる

中学生は美容脱毛サロンでも医療脱毛サロンでも学割や学生向けプランを利用することができます。

学生割引は美容脱毛サロンや医療脱毛クリニックによって設定が異なりますが10~30%くらい割り引かれるところが多いようです。

ほとんどの美容脱毛サロンでも医療脱毛サロンで学割設定や学生向けプランがありますので、公式HPで調べてみましょう。

公式HPに記載がなくても学割や学生向けプランを利用できる場合もありますので、気になる美容脱毛サロンや医療脱毛サロンを見つけたら電話で確認してみましょう。

カウンセリングに行く場合は学生証などを見せて、プランを立ててもらい保護者と相談してください。

セルフ脱毛サロンでも学割があるサロンが多いです。

セルフ脱毛サロンは美容脱毛サロンや医療脱毛サロンよりもコスパがよい上に学割も使えるので経済的で保護者にも相談しやすい傾向にあります。

ムダ毛の自己処理によるトラブルがなくなる

カミソリや毛抜きによる自己処理は肌にダメージを与えトラブルを引き起こすことが多いです。

中学生は自己処理による経験が少ないため、間違った方法で自己処理をしてしまい肌を傷つけることも多くあります。

美容脱毛サロンや医療脱毛サロンでは知識も経験も豊富なプロに施術をしてもらえるため肌に負担がかかりにくいです。

自己処理も減るため自己処理による肌トラブルもなくなります

汗やムレによるニオイも軽減される

ムダ毛が生えているところに汗をかいてそのままにしておくとムレて細菌が繁殖しニオイの原因となります。

細菌が繁殖するとかゆみや赤みを伴うこともあり、肌トラブルを引き起こすこともあります。

脱毛するとムダ毛がなくなりムレも少なくなり、ニオイの原因の細菌の繁殖を抑えることができ清潔に保つことができます。

中学生が脱毛するデメリット

中学生が脱毛するデメリットは次のとおりです。

  • 脱毛施術前は日焼けができない
  • 施術しても再びムダ毛が生えてくる可能性がある
  • 保護者の理解が必要
  • 施術価格が高額

脱毛施術前は日焼けができない

美容脱毛サロンや医療脱毛クリニックで施術する機器はメラニン色素という黒い色素に反応します。

日焼けして黒くなった肌にも反応しヤケドをする可能性もあります。

日焼け止めを塗ったり、肌が黒くなるほどの日焼けは避けるようにしましょう。

施術しても再びムダ毛が生えてくる可能性がある

中学生は子どもから大人になるための「第二次性徴期」が始まる年頃です。

第二次性徴期が終わった高校生や大学生くらいになりホルモンバランスが整ってくると、脱毛でキレイにして肌に再びムダ毛が生えてくる可能性もあります。

保護者の理解が必要

中学生が脱毛する時は保護者の同意が必ず必要になり、付き添いが必要な場合もあります。

中学生に限らず未成年であれば本人がローンを組むことはできず保護者の同意が必要になります。

施術価格が高額

美容脱毛サロンや医療脱毛クリニックで脱毛する価格は高額で、中学生のお小遣いやお年玉では払い切れない金額です。

中学生で施術しても再びムダ毛が生えてくる可能性もありますので、コストが更にかかる可能性もあります。

中学生の脱毛で注意すること

中学生の脱毛で注意することは次のとおりです。

  • カミソリで自己処理をする時は専用ローションを使う
  • 除毛クリームで自己処理をする場合パッチテストを行う
  • 施術しても再びムダ毛が生えてくる可能性がある
  • ホルモン異常で体毛が濃くなっている場合もある

カミソリで自己処理をする時は専用ローションを使う

カミソリは刃が直接肌に触れるため肌トラブルを起こすことが多い傾向にあります。

カミソリで肌を傷つけてしまったりカミソリ負けをしてしまうことがあります。

肌トラブルを起こさないために専用ローションを塗ってからカミソリを優しく動かして脱毛するようにしましょう。

除毛クリームで自己処理をする場合パッチテストを行う

除毛クリームで除毛する場合は、除毛する前日に目立たない部分にクリームを塗り肌トラブルが起きないかパッチテストを行ってください

除毛クリームは刺激があるため、肌が弱かったり初めて使ったりする中学生は注意が必要です。

赤みや湿疹、ただれなどが起きないか確認してから使用することをおすすめします。

施術しても再びムダ毛が生えてくる可能性がある

第二次性徴期にあたる中学生は男性ホルモンのテストステロンが分泌される影響でムダ毛が濃くなります。

テストステロンは男性ホルモンですが、女性の体内でも作られています。

第二次性徴期のテストステロンの分泌量が多い間は、男性も女性も体毛が濃くなる上、一度抜けた毛の再生も早いです。

第二次性徴期に時間とお金をかけて脱毛をしても、成人と比べて効果が持続しづらい可能性があります。
中学生がムダ毛の脱毛をする際は、第二次性徴期の特徴を考慮する必要があります。

肌に負担をかけずに体毛を減らす除毛もひとつの方法です。

脱毛と除毛についての詳しい記事を参考にしてみてください。

参考 脱毛と除毛の違いとは?メリット・デメリットと自己処理方法!脱毛情報メディアdatsumo

ホルモン異常で体毛が濃くなっている場合もある

中学生の体毛の濃さには成長によって個人差がありますが、成長によるものだけではなく、病気が潜んでいる可能性もあります。

鼻下など女性では通常濃くない部分の毛が目立つ場合には、多嚢胞性卵巣症候群などのホルモン異常が原因のこともあります。

気になる場合はクリニックを受診をおすすめします。

ホルモン異常で体毛が濃くなる詳細についての記事を参考にしてみてください。

引用:時事メディカル/女性の濃い体毛、潜む病気

中学生のムダ毛の悩みと保護者の対応

中学生が悩んでいるムダ毛について、よくある保護者の対応についてまとめました。

大人にとってはたいしたことないことでもムダ毛に悩んでいる中学生は多いようです。

言いにくいムダ毛の悩みを勇気を出して打ち明けてくれたら簡単に否定せずに寄り添ってあげて欲しいです。

保護者

気にしすぎよ!

中学生は人の目が気になるお年頃でコンプレックスがあると誰かに陰で言われているように感じこともあります。

人から見えやすい腕やすねなどの体毛が濃い場合、友達と見比べてコンプレックスに感じてしまいやすいようです。

本人にとっては深刻な悩みになっていることも多いので、中学生のお子さんから相談を受けた時は「気にしなくていいよ」で片付けてしまうのではなく、解決策を一緒に考えてあげていただければと思います。

保護者

中学生で脱毛なんて必要ない

中学生はオシャレに興味が出てくる年頃で夏になれば水着やノースリーブを着る機会もあります。

部活で運動部に入ったりすればムダ毛を気にせず思いっきり活動したいものです。

筆者は中学生の時、ワキのムダ毛を気にしてノースリーブのユニフォームのバスケ部入部を断念しました。

ムダ毛が理由でやりたいことに制限をかけてしまうのはもったいないことです。

ムダ毛が理由で諦められるくらいの部活なら入らなくていいなどとは言わずに、どうして脱毛が必要なのか聞いてみてあげてください。

保護者

お金が高いからダメ!

美容脱毛サロンや医療脱毛クリニックで脱毛する場合は高額になる場合が多いです。

中学生の親世代は脱毛はものすごく高額なイメージがあると思います。

ここ数年は光やレーザーといった脱毛機器が登場し、中学生の親世代に主流だったニードル脱毛よりも安価で時短のものが増えてきました。

学割対応があったりローンを組むことも可能です。

コスパ重視であればセルフ脱毛サロンという選択肢もあります。

最初から否定するのではなく、中学生のお子さんと一緒に公式HPなどで価格設定を調べて納得いくまで話し合うことをおすすめします。

高校生になったらアルバイトをして返金する、お年玉やお小遣いから少しずつ親に返すなど、中学生のお子さんの本気度を聞いてあげましょう。

まとめ:肌トラブルの少ない方法で脱毛しよう!

中学生のムダ毛と脱毛について説明してきました。

  • 中学生は第二次性徴期の影響で体毛が濃くなる時期
  • 中学生でもできる自己処理プロによる脱毛施術がある
  • 中学生は脱毛しても大人になると再び生えてくる可能性もある

ムダ毛が完全に生えなくなることはありませんが、自分にあった脱毛方法でコンプレックスがを少しでも解消し、快適な中学生時代を過ごしましょう!

保護者にサポートしてもらうことも大切です。

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