vラインにニキビのようなものができてしまって、悩んでいるあなたへ。
vラインなどのデリケートゾーンにできたニキビのようなできものは、「毛嚢炎(もうのうえん)」であることが多いです。
デリケートゾーンは毛嚢炎ができやすい部位ですが、なかなか人に相談しにくいですよね。
脱毛が原因で毛嚢炎になる場合もあり、このまま脱毛を続けていいか不安になる場合もあります。
本記事では、毛嚢炎の原因と対処法や予防法について解説していきます。
デリケートゾーンにできるできものの種類についても紹介するので、気になるできものがある方は参考にしてみてください。
vラインにできものができて悩んでいて、どう対処すべきか悩んでいるあなたに読んでいただきたい内容です。
本記事を読み、毛嚢炎の原因や対処法を知って、キレイなvラインを手に入れていきましょう!
毛嚢炎がvラインにできてしまう!脱毛が原因?
毛嚢炎(もうのうえん)は、毛穴の奥の方にある「毛包」に細菌が入り込んでしまうことが原因で起こる炎症です。
毛包部に小さな傷などがついてしまい、そこから黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌が入り込むことで毛嚢炎になってしまいます。
見た目はニキビに似ていますが、かゆみや痛みはほとんどないのが特徴です。
痛みがないとはいえ、vラインに毛嚢炎ができると心配になってしまいますよね。
脱毛など、毛嚢炎が起こりやすくなる4つの原因についてご紹介します。
毛嚢炎ができてしまう原因4つ
- 脱毛により肌ダメージを受けて毛嚢炎になってしまう
- ムダ毛の自己処理で肌が傷つき毛嚢炎になってしまう
- 清潔でない道具でのムダ毛処理で毛嚢炎になってしまう
- 肌のバリア機能が低下していて毛嚢炎になってしまう
毛穴があるところであれば、毛嚢炎はvライン以外でもできてしまう可能性があります。
まず毛嚢炎の原因を知り、正しく対処することでキレイな肌を目指していきましょう!
脱毛により肌ダメージを受けて毛嚢炎になってしまう
脱毛施術で、レーザーを毛根にあてたときに肌のバリア機能まで破壊してしまい、毛嚢炎になりやすくなる可能性があります。
肌のバリア機能が破壊されてしまうと、細菌から肌を守りにくくなるため、毛嚢炎ができやすい状態になります。
また、レーザーでの施術は肌が乾燥しやすくなることから、毛穴周囲にダメージも受けやすくなります。
ダメージを受けた毛穴にも細菌が入り込みやすくなるので、しっかり保湿することが重要です。
脱毛中に毛嚢炎ができてしまった場合は、通っているクリニックやサロンに相談してみましょう。
毛嚢炎ができている期間中は、脱毛をお休みするなどの対応が必要な場合もあります。
脱毛期間中は、医師や看護師と相談しながら毛嚢炎をケアしたり、できにくくしたりすることが大切です。
医療機関でもあるクリニックの場合は診察も可能で、薬を処方してもらえる場合もありますよ!
脱毛により毛嚢炎を引き起こす可能性はありますが、正しくケアすれば自己処理を繰り返すよりも肌ダメージは少なくすむ場合が多いです。
クリニックやサロンと相談しながら脱毛し、しっかりケアすることで、毛嚢炎になるリスクを下げていくことがポイントです!
脱毛後のアフターケアについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
参考 脱毛後のアフターケアは保湿が重要!理由や方法、注意点まとめdatsumoムダ毛の自己処理で肌が傷つき毛嚢炎になってしまう
ムダ毛の自己処理を繰り返すことで肌がダメージを受けてしまい、毛嚢炎を引き起こしている場合もあります。
身だしなみとして自己処理は必要な場合も多いため、頻度を減らすことは難しいかもしれません。
自己処理をする場合は、適切な方法でお手入れをすることが大切です。
肌を傷つけやすいカミソリではなく電気シェーバーを使ったり、シェービングジェルを使ったりして肌を守ることを意識しましょう。
頻繁にムダ毛処理をするようであれば、医療脱毛をするほうが肌ダメージを減らせる場合もありますよ。
「デリケートゾーンは自己処理したい!」という場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。
参考 陰毛はセルフ脱毛できる?脱毛方法とメリット・デメリットも紹介datsumo清潔でない道具でのムダ毛処理で毛嚢炎になってしまう
ムダ毛処理をするときに、清潔でない道具を使用してしまうと毛嚢炎になりやすくなる場合があります。
清潔でないカミソリを使ってムダ毛処理を行い、傷や毛穴から細菌が入り込んでしまうようなケースです。
長期間使っていない道具や、菌が繁殖しやすい浴室などに保管している道具の場合は、そのまま使用するのは避けるようにしましょう。
ムダ毛の自己処理をする場合は、定期的に交換するなど、清潔な状態の道具で行うことがポイントです。
肌のバリア機能が低下していて毛嚢炎になってしまう
肌のバリア機能が低下してしまっている状態の場合、毛嚢炎を引き起こしやすくなる可能性があります。
肌のバリア機能とは、肌の表面にある角質層がしっかりうるおっていることで、乾燥や外部の刺激から肌を守る機能のことです。
睡眠不足や血行不良であったり、バランスの悪い食生活を続けたりしてしまうと、肌のバリア機能を低下させる原因になってしまいます。
肌を良い状態に保つためにも、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
毛嚢炎がvラインにできた時の対処法と予防法を知ろう!
vラインの毛嚢炎(もうのうえん)が気になる場合は、正しく対処することと、今後できないように予防することが大切です。
毛嚢炎ができてしまった場合の対処法と、毛嚢炎ができないようにするための予防法について紹介します。
毛嚢炎がvラインにできてしまったときの対処法
毛嚢炎がvラインにできてしまったときは、まず肌を清潔に保ち、治らない場合は医療機関を受診するようにしましょう。
症状が軽度であれば、皮膚を清潔に保ち、しっかり保湿を行うことで、1週間程度で症状が軽くなってくる場合が多いです。
毛嚢炎ができている箇所については、刺激を与えないようにムダ毛の自己処理を控えるなどの配慮ができると治りが早くなりますよ。
また、毛嚢炎が気になっても触ったりつぶしたりしないように注意しましょう。
つぶしてしまうと痕が残りやすくなったり、色素沈着の原因になってしまったりする場合があります。
炎症がひどく痛みのある場合や、しばらく清潔にしていても良くならない場合は、早めに医療機関を受診するようにしてください。
毛嚢炎がvラインにできたときは何科を受診する?
vラインなど、デリケートゾーンに毛嚢炎ができた場合は婦人科もしくは産婦人科での受診がおすすめです。
デリケートゾーンの診察に抵抗がなければ、皮膚科でも診察は可能です。
デリケートゾーンの診察には恥ずかしさがあるかもしれませんが、婦人科もしくは産婦人科では、カーテンを引くなど配慮してもらえますよ!
気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診して、しっかり治療を行うようにしましょう。
毛嚢炎がvラインにできないようにするための予防法
毛嚢炎にならないようにするには、皮膚を清潔に保ち、肌への刺激を避けることがポイントです。
vラインなどのデリケートゾーンは、生理中などは特に雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
ナプキンを頻繁に替えるなど、清潔な状態を維持することを意識しましょう。
肌への刺激を避けるために、摩擦の起きにくい、自分にあったナプキンや下着を選ぶこともポイントです。
また、ムダ毛処理を自分で行っている場合は、清潔な道具を使うことや、肌への刺激が少ないように配慮しながら対応することも大切です。
規則正しい生活をすれば、肌のバリア機能も整ってくるので、バランスの良い食事をとり、十分な睡眠時間を確保することも意識しましょう。
毛嚢炎がvラインに?デリケートゾーンの気になるできもの
vラインなどのデリケートな部位には、「毛嚢炎(もうのうえん)」の他にも「できもの」ができる場合があります。
「vラインにニキビのようなものができた!」というときには、次の3つの可能性が主に考えられます。
デリケートな部位にできる「できもの」
- 毛嚢炎(もうのうえん)
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 性器ヘルペス
顔にニキビができた場合は対処ができますが、vラインにできた場合はどう対処すべきか迷ってしまいますよね。
「できもの」が何かの正確な診断には医療機関の受診が必要です。
以下の記事を参考に自分の症状がどれに近いか確認した上で、早めに医療機関を受診することがおすすめです!
毛嚢炎(もうのうえん)
vラインなどのデリケートゾーンにできた「できもの」は、毛嚢炎である場合が多くあります。
毛嚢炎は、毛包という毛穴の奥にある毛根を包んでいる部分に炎症が起きた状態のことを指します。
毛穴に汚れが詰まってしまったり、毛包に小さな傷ができたりしたことで細菌が感染し、炎症が起こります。
周りが赤くなるなど、見た目はニキビと似ていますがニキビとは別物です。
かゆみや痛みはほぼなく、ニキビのような固い芯は無いのが特徴です。
毛嚢炎についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
参考 脱毛後ニキビに悩んでいる人必見!実はそれ毛嚢炎かもしれませんdatsumo粉瘤(ふんりゅう)
vラインの「できもの」は、粉瘤という袋状のおできである可能性もあります。
粉瘤とは、皮膚の下に垢や角質などが溜まってしまい、大小さまざまな袋のようなものができる状態を指します。
vラインだけでなく、顔やお尻など全身にできる可能性がある症状です。
放っておくと大きくなったり、炎症を起こしてしまったりする可能性があるため、医療機関に相談するのがおすすめです。
性器ヘルペス
性行為によってできてしまう、「性器ヘルペス」になっている可能性もあります。
男女ともに発症する可能性があり、痛みや違和感のある水ぶくれがいくつか出現します。
水ぶくれが破れて炎症を起こすと、傷がえぐれてしまう場合があります。
ウイルスへの感染が原因のため、性器ヘルペスの症状が出た場合は医療機関を受診して治療を行うようにしましょう。
まとめ
本記事では、vラインに毛嚢炎(もうのうえん)ができてしまう原因や対処法と予防法、毛嚢炎以外でもvラインにできてしまう「できもの」を中心に紹介しました。
- 毛嚢炎は、毛穴の奥の方にある「毛包」に細菌が入り込んでしまうことが原因で起こる炎症
- 毛嚢炎が起こりやすくなるのには、脱毛による肌トラブルなど4つの原因がある
- vラインの毛嚢炎ができた場合は、正しく対処することと、今後できないように予防することが大切
- vラインなどのデリケートな部位には、「毛嚢炎」の他にも「できもの」ができる場合もある
肌をキレイにするために脱毛や、ムダ毛の自己処理を行っていても、正しく肌をケアしなければ毛嚢炎になってしまうことがあります。
毛嚢炎になってしまう原因や、対処法と予防法を知っておくことで、肌をキレイに保ちながらvラインなどのデリケートゾーンのムダ毛ケアをできるようになりますよ!
毛嚢炎ができてしまった場合は適切に対処して、今後できにくくなるように正しく予防していくことがキレイな肌への近道です!
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