「光脱毛と医療脱毛はどう違うんだろう」と疑問に思ったことはありませんか?
費用や脱毛効果など、どれくらい違うのか気になりますよね。
この記事では光脱毛や医療脱毛の違いについて、詳しくご紹介いたします。
それぞれの特徴やメリットも解説しているので、脱毛選びに役立ててくださいね。
【この記事でわかること】
- 光脱毛と医療脱毛の違いについて
- 光脱毛が効果がないと感じてしまう原因
- 光脱毛の効果を高くするためにできること
目次
光脱毛と医療脱毛の違いを比較
光脱毛 | 医療脱毛 | |
照射方法 | 光 | レーザー |
痛み | 痛みは弱く、ほぼ感じない | 強い痛み、麻酔が必要な場合も |
費用 | 安く抑えられる | 高額 |
脱毛効果 | じわじわとゆっくり | 1回目から効果を感じるケースも多い |
光脱毛と医療脱毛の違いを、簡単な表で比較してみました。
光脱毛は施術を重ねていくことで、ゆるやかに効果があらわれるのが特徴。
低出力で痛みも感じにくく、通いやすいのが嬉しいですよね。
いっぽう医療脱毛は、短い期間で高い脱毛効果を実感できます。
「痛みを我慢してでも、早く脱毛を終わらせたい」という人におすすめです。
光脱毛の特徴を解説
光脱毛とはメラニン色素などの黒色に反応する特殊な光を照射して、毛根へダメージを与える脱毛方法です。
医療脱毛で使われるレーザーより低出力のため、肌に優しく脱毛できるのがポイント。
痛みを感じにくいので、初めて脱毛を受ける人にもおすすめです。
光脱毛のメリット
光脱毛のメリットを3つご紹介いたします。
光脱毛メリット①痛みを感じにくく通いやすい
光脱毛の最大の魅力は、痛みを感じにくくエステ感覚で脱毛ができることです。
照射時に熱が発生しますが、低出力なので温かさを感じる程度で受けられるのがほとんど。
痛みを避けて脱毛したい人におすすめです。
光脱毛メリット②医療脱毛と比べて費用が安く抑えられる
光脱毛は医療脱毛よりも費用を抑えて、脱毛できるのが嬉しいですよね。
医療脱毛は看護師など医療資格をもった人を雇う必要があります。
いっぽう光脱毛は肌や毛の知識があれば施術でき、人件費を抑えられるため価格も安くなっています。
少しでも費用を安く抑えて脱毛したいという人は、光脱毛がおすすめです。
光脱毛メリット③赤みやかゆみなど肌トラブルが出にくい
光脱毛は、医療脱毛に比べて出力が低いのが特徴です。
肌へのダメージも少ないので、施術後に赤みやかゆみなどの肌トラブルを引き起こしにくいのもポイント。
皮膚が弱く敏感肌の人や、赤みが出やすい人でも安心して通えるのが嬉しいですよね。
光脱毛のデメリット
つづいて、光脱毛のデメリットをご紹介いたします。
光脱毛デメリット①効果を実感するには時間がかかる
光脱毛は出力が低く、1回で与えられるダメージが少ないのが特徴です。
そのため毛量の減少などの、明らかな脱毛効果を実感するまでには、少し時間がかかります。
毛の質や施術箇所にもよりますが、完全に自己処理が必要なくなるまでに10回以上のお手入れが必要なことも。
脱毛完了までにスピードを求める人や来店回数を減らしたい人は、医療脱毛のほうが向いています。
光脱毛デメリット②長い目で見ると費用がかかる
光脱毛は1回の料金など短期間でみると、医療脱毛より安く受けられます。
しかし1回の料金は安くても、脱毛完了までに回数が必要なので長期的にみたら費用がかかってしまうサロンも。
通い放題コースやサブスク脱毛など、回数がかさんでも安く通えるサロン選びが重要です。
レーザー脱毛の特徴を解説
レーザー脱毛とは、光脱毛と同じように毛に含まれるメラニン色素の黒色に反応し、熱が発生してダメージを与えます。
毛根へのダメージの与えかたは光脱毛と同じですが、医療脱毛のほうが出力が高いので効果の実感が早いのがポイント。
また専門性の高い機器なので、医師や看護師など医療資格をもっていないと施術ができません。
レーザー脱毛のメリット
つづいて、レーザー脱毛のメリットについてご紹介いたします。
レーザー脱毛メリット①脱毛効果が高い
医療脱毛のメリットは、光脱毛よりも脱毛効果が高いところです。
光脱毛よりも出力が高いので、1回の施術で与えられるダメージが大きいのが特徴。
脱毛後に生えてくる毛が細くなったり、毛が抜け落ちるスピードが速いなど、脱毛効果を比較的すぐに感じられるのが嬉しいですよね。
少ない回数で脱毛効果を実感できるので、満足感の高い脱毛です。
レーザー脱毛メリット②医療従事者に施術してもらえる
医療脱毛の機器は医師や看護師など、医療資格を持っていないと扱えない機器になります。
肌や身体の知識を持った人に施術してもらえるので、安心感がありますよね。
無資格や知識のない人に施術されたくない人は、医療脱毛でのお手入れがおすすめです。
レーザー脱毛のデメリット
つづいては、レーザー脱毛でのデメリットについてご紹介いたします。
レーザー脱毛デメリット①痛みが強い
医療脱毛は出力が高いので発生する熱量も多く、痛みを感じやすいのが特徴です。
とくにVIOなど皮膚がデリケートな箇所は、「麻酔クリームを塗っても痛みを感じる」といった口コミもみかけるほど。
光脱毛のように「エステ感覚でお手入れ」とはいかず、痛みを我慢する必要があり心地よい施術ではありません。
エステのようにお手入れしたい人や、痛みを避けたい人は光脱毛がおすすめです。
レーザー脱毛デメリット②費用が高額
医療脱毛は光脱毛に比べて、高額な契約になることがほとんどです。
場合によっては「脱毛は終わったのに分割の支払いが残っていて払い続けている」なんてことも。
また医療脱毛でお手入れが完了しても、永久脱毛はできないのでまた毛が生えてくる可能性があります。
医療脱毛でも定期的なお手入れは必要になるので、「少しでも費用を抑えたい」という人は光脱毛がおすすめです。
レーザー脱毛でメリット③赤みや腫れなど炎症が出やすい
1回の施術で与えるダメージが大きいため、肌への負担も大きいのが医療脱毛のデメリットです。
施術後数日間は毛穴にポツポツと、赤みが出るケースも多く見られます。
赤みやかゆみが引かない場合は、医療機関での治療が必要になることも。
もともと皮膚が弱いと感じている人や敏感肌な人は、あらかじめカウンセリングで相談しておくのが無難です。
光脱毛も医療脱毛も永久脱毛ではない
光脱毛も医療脱毛も、永久脱毛ではありません。
なので医療脱毛で高い費用をかけて脱毛が完了しても、いずれ生えてくる可能性があるということです。
医療脱毛でも完全に毛をなくすことはできないため、「脱毛は定期的にお手入れが必要なもの」という風に、脱毛に対しての考え方をシフトしたほうがよいでしょう。
定期的に脱毛ケアするなら、毎月定額支払いのサブスク脱毛がおすすめです。
回数制限がなく、好きな箇所を好きなだけお手入れできるので、お得にケアすることができます。
なお永久脱毛については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
参考 永久脱毛は生えてくる?医療脱毛の効果や注意点を紹介セルフ脱毛完全マニュアル
光脱毛は効果がないと感じてしまう原因
「光脱毛は意味がない」というネット記事をみかけたことはありませんか。
光脱毛は低出力でも毛にダメージを与えるのですが、「期待していた効果を実感できていない」という人も。
つづいては、光脱毛で効果を実感できない原因についてご紹介いたします。
施術箇所の毛質の違い
光脱毛では毛に含まれるメラニン色素が反応して、毛根にダメージを与える施術です。
そのため産毛や細い毛など、メラニン色素が少ない毛には反応しにくく、思うような施術効果を得られない場合があります。
いっぽうワキやVIOなど太くて濃い毛には、メラニン色素もしっかり含まれているので、産毛などの細い毛に比べて少ない回数で効果を実感することも。
このように同じ回数施術していても、部位によって脱毛の効果のあられかたには違いがあります。
安易に比べないようにしましょう。
施術回数による違い
基本的に光脱毛1回の施術では、効果を実感できるケースはほとんどありません。
大体3回~6回ほど施術を受けたあとぐらいから、毛が細くなったりなどの脱毛効果を実感することができます。
「1回の施術で効果を実感できる」という口コミは、医療脱毛かニードル脱毛になるので、混合しないように注意してくださいね。
なお光脱毛で自己処理が必要のないくらいにツルツルにするには、約12回~18回以上の施術が必要とされています。
家庭用脱毛器による施術
家で手軽に脱毛できる「家庭用脱毛器」は、光脱毛でムダ毛処理が可能です。
家庭用でどんな人が使っても安全に使えるような設計なので、サロンの機器よりも出力を下げられているケースがほとんど。
そのため家庭用脱毛器のお手入れは、毛が抜けるまでに時間がかかります。
サロンでの光脱毛と、家庭での光脱毛は別ものと考えたほうがよいでしょう。
毛周期について
光脱毛や医療脱毛において、とても重要である毛周期について解説します。
毛には下記の4つの期間があります。
- 成長初期
- 成長後期
- 退行期
- 休止期
脱毛では成長期にあたる毛に対して照射し、脱毛効果を発揮します。
しかし成長期の毛は、およそ全体の20%のみなんです。
そのため全部の毛に対して照射するには、最低5回の施術が必要になります。
脱毛効果をより実感するためにできること
脱毛効果をしっかり実感できないのには、さまざまな要因が考えられることが分かりました。
つづいて脱毛効果をもっと実感できるように、自分でできる対策をピックアップしました。
肌の保湿をしっかり行う
肌が乾燥していると肌のバリア機能が低下し、照射時に痛みを感じやすくなってしまいます。
痛みが強いと普段よりも出力を下げてする必要があるので、本来の脱毛効果を実感できない可能性も。
また肌のバリア機能が低下していると、脱毛後に毛嚢炎など肌トラブルを引き起こす原因にもなってしまうんです。
お風呂あがりに毎日ボディローションを塗るなどして、肌の乾燥を防ぎましょう。
日焼け対策を徹底する
日焼けしていると、毛のメラニン色素以外にも光が反応してしまうので、十分な効果を実感できないケースもあります。
日焼けした肌に施術が可能な機器でも、施術効果を高めるために日焼け対策は必須です。
また日焼けした肌では施術してもらえないサロンも多いので、日焼け対策は徹底して行いましょう。
ムダ毛の自己処理はカミソリか電気シェーバーで行う
脱毛前にムダ毛を自己処理するときは、カミソリや電気シェーバーを使うようにしましょう。
除毛クリームや脱毛ワックスなどを使うと、毛周期が乱れてしまう可能性があります。
毛周期が乱れると、脱毛の時に毛が生えてこなくなったりするので、脱毛効果を下げてしまうのです。
またカミソリは肌表面を傷つけ、埋没毛になるリスクがあるため、できるだけ電気シェーバーで自己処理するようにしてください。
脱毛は毛周期に合わせて受けるようにする
毛根部分へダメージを与えているタイプの脱毛器の場合、成長期の毛に照射することで脱毛効果を発揮します。
そのため成長期の毛が少ない状態で脱毛を受けたとしても、高い効果を実感するのは難しいでしょう。
毛周期を合わせて毛がしっかり生えてきてから、サロンでの施術を受けるようにしてください。
生活習慣を見直し規則正しい生活へ
生活習慣が乱れていると、毛周期も乱れてしまい、脱毛効果が下がってしまう可能性があります。
下記のポイントを意識して、自身の生活を見直してみてくださいね。
- 食事は大体決まった時間でとるようにする
- バランスのよい食事をこころがける
- ゆっくり湯舟に浸かって体を温める
- 睡眠はなるべく7時間以上
- ウォーキングなど適度な運動習慣をつける
手軽に脱毛するならセルフ脱毛サロンへ
「医療脱毛や光脱毛よりももっと手軽に脱毛したい」と思ったことはありませんか。
最後にサブスクで通えるセルフ脱毛サロンについて、特徴やメリットをご紹介いたします。
高額なコースを契約する必要なし
一般的な脱毛サロンは、施術箇所と回数を決めて契約するのがほとんどです。
施術回数が多くなると金額も高くなるので、ローンを組んで支払いしている人も多いかと思います。
気軽に脱毛したい人にとって、ローンを組んでのお手入れは少し気が重いですよね。
セルフ脱毛サロンの料金システムは、毎月定額払いのサブスクモデルです。
最初に高額な契約をする必要がなく、お試し感覚でお手入れできるのが魅力です。
24時間いつでも好きなタイミングで予約が可能
脱毛サロンでは営業時間が決まっているので、その時間内で予約する必要があります。
「夜遅い時間帯や午前中にしたくても、営業時間外で予約できない」ということも。
いっぽうセルフ脱毛サロンは、24時間営業しているサロンが多くあります。
朝の早い時間でお手入れをすませたい人や、残業で帰りが遅くなってしまった場合でもいつでも空いているので、自分の好きなタイミングでお手入れが可能です。
誰にも見られず脱毛ができる
脱毛サロンでは、エステティシャンに施術してもらうのが一般的です。
なので肌にコンプレックスがある人やデリケートゾーンの施術の場合、抵抗がある人も多いかと思います。
セルフ脱毛サロンでは自分で照射するので、誰かに見られる心配がありません。
個室でゆっくりと自分のペースでお手入れすることができます。
セルフ脱毛サロンの通いかたや口コミについて、下記の記事で詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。
参考 セルフ脱毛サロンに通う頻度や回数は?期間はどれくらい?セルフ脱毛完全マニュアル
参考 【最新版】セルフ脱毛サロンを徹底調査!口コミやメリット・デメリットを紹介セルフ脱毛完全マニュアル
まとめ
今回の記事では、光脱毛や医療脱毛の違いについてご紹介いたしました。
光脱毛と医療脱毛、それぞれにメリットやデメリットがあるので、自分に合った脱毛方法を選ぶことが脱毛成功のポイントであることが分かりましたね。
最後に光脱毛と医療脱毛のポイントを下記にまとめました。
- 光脱毛は痛みが少なく費用を抑えて脱毛できる
- 医療脱毛は高額だが効果を早く実感できる
- 光脱毛も医療脱毛も永久脱毛ではないので定期的なお手入れが必要
脱毛に対する正しい知識をつけて、自分の目的にあった脱毛方法を選びましょう。
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