こちらの記事では、脱毛の方法はどんな種類があるのか?脱毛の方法ごとにそれぞれ効果や費用を詳しく見ていきます。
入学や入社など新生活を控えた今、印象アップとして脱毛を始めたいけどどんなものがあるのか知りたいと考えている人もいるのではないでしょうか?
また、露出の機会が増える季節に向けて脱毛を始めたいと考えている人もいるでしょう。
そんな人にぴったりな脱毛の方法が見つかるよう脱毛についてまとめました。
ぜひこれから脱毛を始める際の参考にしてみてください!
目次
脱毛の方法は4種類ある
脱毛の方法は、光脱毛・レーザー脱毛・ニードル脱毛・自己処理による脱毛のおもに4種類です。
光脱毛は多くの脱毛サロンで導入されており、レーザー脱毛やニードル脱毛は医療クリニックでの取り扱いになります。
自己処理による脱毛は、カミソリや除毛クリームなどを使用して自分で手軽に行うことができるケア方法です。
脱毛の方法によって効果、回数など異なるのでよく比較し選んでくださいね。
光脱毛
光脱毛とは、ライトを肌に照射して毛根にダメージを与える脱毛方法です。
光脱毛で照射する光はメラニン色素に反応し、毛根にダメージを与えることで徐々に毛を薄くします。
徐々に毛が生えるスピードが遅くなったり生えてこなくなるといった効果が期待できますが、医療脱毛のレーザーに比べると出力が弱く即効性はありません。
光脱毛の施術は毛周期と呼ばれる毛の成長サイクルに合わせて行い、同じ毛に何度も照射する必要があるため通う回数が多くなります。
ただ、医療脱毛に比べると痛みがかなり弱く、美肌効果が高いのが光脱毛の良さです。
割引キャンペーンをやっていたりお試し価格で脱毛できたりする脱毛サロンが多いので初めての人も始めやすいでしょう。
光脱毛の種類
光脱毛は使用するマシンの違いによって、下記の3種類に分かれます。
- IPL脱毛
- SSC脱毛
- SHR脱毛
それぞれどんな脱毛の方法なのかをまとめました。脱毛サロンごとに扱う種類が異なり、期待する効果を得られるようにチェックしておいてくださいね。
IPL脱毛は、インテンス・パルス・ライトと呼ばれており毛の黒いメラニン色素に反応する特徴があります。その特徴を利用し、毛根に熱を届けてダメージを与え、脱毛効果を得る脱毛方法です。
光脱毛のなかでも医療レーザー脱毛に近く濃い毛に効果が期待できます。
脇やVIOなどの濃くて太い毛を脱毛したい場合は、IPL脱毛を採用している脱毛サロンに行くのがおすすめです。
次に、SSC脱毛は「ビーンズジェル」と「クリプトンライト」という光の照射を併用する方法です。
肌のダメージが少なく痛みを感じにくく、IPL脱毛から派生した脱毛方式といわれています。
SSC脱毛は使用するビーンズジェルに抑毛効果や美肌効果も期待できるのが特徴です。
ジェルとライトの効果で毛が生えにくくなる仕組みで痛みは少ないものの、熱で毛根にダメージを与えるものではなく即効性は感じられません。
3つめのSHR脱毛は、光脱毛のなかで新しい脱毛方法です。
IPL脱毛やSSC脱毛が毛根にアプローチするものに対し、SHR脱毛はバルジ領域と呼ばれる毛を生み出す毛包部分に光を当てて脱毛を行います。
弱い熱を使用することで痛みや肌への負担が少なく、SHR脱毛は毛周期を気にせずに脱毛できるので半年で脱毛が完了することも。
SHR脱毛は比較的新しい脱毛方式なので実績が少なく、IPL脱毛と比較すると採用しているサロンが限られています。
今生えている毛ではなくこれから生えてくる毛を生えにくくするので、効果を実感するまで時間がかかることも覚えておきたいポイントです。
光脱毛のメリット・デメリット
光脱毛のメリットは以下の3つです。
- 痛みや肌のダメージが少ない
- 他の脱毛より比較的価格が安い
- 全国展開している大手サロンで安心して通える
ほとんど痛みがなく肌へのダメージを抑えて脱毛したい方に光脱毛はおすすめです!
光脱毛は1度で広範囲にライトを照射できるため1回あたりの施術時間が短く済みます。
施術料金も比較的安いため、費用を負担に感じることなく始められのが嬉しいですね。
一方で、光脱毛のデメリットはこちらの3つです。
- 永久脱毛は難しい
- 脱毛完了まで回数が多くかかる
- 効果が出るまでに時間がかかり費用がかさむ
光脱毛は照射出力が弱いため何度もダメージを与える必要があり、脱毛完了までに必要な施術回数が多くなります。そのため費用が追加でかかるケースも。
気軽に始めやすい光脱毛の料金相場も気になると思いますのでどれぐらいかかるのか調べてみました。
光脱毛で全身脱毛をするには、施術回数が5~6回で金額の相場は10万円ほどです。
ムダ毛をほぼ目立たなくするためには、12回以上必要なことが多く20万円ほど費用がかかると想定しておきましょう。
よく見かける全身脱毛通い放題プランは一般的に35万~40万円ほどの金額設定となっています。
医療レーザー脱毛
医療レーザー脱毛は、毛のメラニン色素に反応する強いレーザーを肌に照射して脱毛する方法です。
レーザー脱毛は医療行為にあたるため医師や看護師がいる医療機関のみ施術をすることができます。
光脱毛に比べて痛みは強いですが、脱毛効果が高く施術時にもしっかりしたケアを受けられるので、肌トラブルが起きた場合にも安心して利用できますよ。
医療レーザー脱毛の種類
医療脱毛で使用されるレーザーは以下の3種類に分けることができます。
- ダイオードレーザー
- アレキサンドライトレーザー
- ヤグレーザー
レーザーは脱毛効果の出やすい毛質が異なり、数種類のレーザーを使い分けているクリニックも多く部位や痛みの強さによって変更が可能です。
それでは、3つのレーザーをそれぞれ詳しく紹介していきます。
まず、ダイオードレーザーには「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類があります。
熱破壊式は黒い色素であるメラニンに反応するのが特徴で、熱を生じさせて毛根を破壊して脱毛する仕組みです。
一方で蓄熱式は低出力のレーザーを連続照射する脱毛方式で、徐々に毛包内に熱を生じさせて発毛因子のバルジ領域を破壊していきます。
ダイオードレーザーは幅広い毛質・肌質に対して脱毛効果が期待できるのが特徴です。
産毛から濃い毛と毛質に制限がなく日焼け肌・色黒肌の人も照射でき、施術時の痛みや肌への負担も少ないことから人気があります。
次はアレキサンドライトレーザーを紹介します。
アレキサンドライトレーザーは、施術部位にヤグレーザーを照射しメラニン色素に反応して発生した熱で毛を作る組織を破壊します。
他のレーザーよりも波長が短くメラニン色素に反応しやすいため低い出力数でも効率的に脱毛することができて、黒い毛や太い毛などに脱毛効果を発揮します。
アレキサンドライトレーザーは日焼け肌や色黒肌、色素沈着を起こしている部分に照射すると肌へ過剰に反応し火傷するリスクがあります。
そのため、日焼け肌や元々肌の色が濃い人は、脱毛を断られる可能性も。また、うぶ毛のようにメラニンが少ない毛の脱毛には不向きな方法です。
3つめのヤグレーザーも、施術部位にヤグレーザーを照射しメラニン色素に反応して発生した熱で毛を作る組織を破壊します。
ヤグレーザーは他のレーザーと比べると波長が長く、皮膚の深部にある毛を作る組織まで熱を届けることができます。
メラニンの吸収率が低く日焼け肌や色黒肌、色素沈着のある部位に照射が可能です。
皮膚の深部まで届くので根深い毛や硬毛化した毛にも効果的ですが、メラニンへの吸収率が低いため出力数を高くしなければなりません。
それによって、痛みや肌へのダメージが強くなります。
医療レーザー脱毛のメリット・デメリット
医療レーザー脱毛のメリットは以下の3点です。
- 永久脱毛できる
- 脱毛回数が少なく済む
- 肌トラブルが起きてもすぐに処置が可能
医療レーザー脱毛のメリットは、医療機関でなければ扱うことができない高出力レーザーで施術を行うため高い効果の永久脱毛ができることです。
施術回数は7~8回ほどで済み、長くても1年半ぐらいで脱毛が完了するとされています。
医療レーザー脱毛のデメリットは以下の3点です。
- 痛みが強い
- 費用が高めである
- 脱毛サロンと比べて敷居が高く感じる
医療脱毛のデメリットは痛みが強いことです。VIOなどデリケートな部位は痛みを感じやすく施術を途中で止めてしまう人も。
また、1回あたりの費用が高いということもデメリットとして挙げられ全身脱毛の相場は12~20万円ほどです。
施術回数自体は少なく済みますが、費用負担は大きくなる傾向にあり脱毛サロンに比べると費用が高額になります。
ニードル脱毛
ニードル脱毛とは電気を流したニードル(針)を毛穴に刺し、毛根の細胞にダメージを与えて破壊し毛を1本ずつ脱毛していく方法です。
1本1本処理していくので打ち漏れがなく施術した毛根からは毛が生えてこなくなります。
ニードル脱毛の種類
ニードル脱毛は2種類あります。
- 医療針脱毛
- 美容針脱毛
ニードル脱毛には、医療クリニックで施術を受ける医療針脱毛と、脱毛サロンなどで受けられる美容針脱毛があります。
フラッシュ法やブレンド法など方式や針の種類が分かれており基本的にどの部位・毛質でも効果があるニードル脱毛ですが、いずれの方法でも痛みは強いです。
痛みに不安がある人は麻酔などで痛みを緩和できることもあるので、カウンセリング時に相談してみてください。
ニードル脱毛のメリット・デメリット
ニードル脱毛のメリットはこちらの3点です。
- 毛を1本1本処理できる
- 永久脱毛が可能である
- 肌色や肌質に関係なく施術できる
ニードル脱毛のメリットは毛をなくすことができる点です。直接毛を1本1本処理するため肌色や肌質を気にする必要もありません。
ニードル脱毛のデメリットはこちらの4点になります。
- 痛みが強い
- 費用が高額になりがち
- 広範囲の脱毛には向いていない
- 施術可能なクリニックが少ない
ニードル脱毛は毛穴に針を刺すため他の脱毛の方法より痛みが強く、広範囲の脱毛には向いておらず毛をなくしたい部位だけ活用するのがおすすめです。
ニードル脱毛は技術力や時間を要するためトータルでの費用も高額になりがちです。
金額は本数単位や時間単位で計算しているクリニックが多いです。
また、施術までに1センチほど毛を伸ばしておく必要があり、毛の状態も気にしながら脱毛しなければなりません。
全身脱毛したい方は広範囲の脱毛はレーザー脱毛を活用し、ポイントとしてニードル脱毛を組み合わせると効率的に脱毛できますよ。
自己処理による脱毛
自己処理による脱毛とは、自分でムダ毛を処理する方法になります。
医療クリニックや脱毛サロンに通うとなると費用がかかるため、手軽にムダ毛を何とかしたいという人に自己処理をおすすめします。
自己処理による脱毛の種類
自己処理による脱毛の種類はおもに以下の4点です。
- カミソリ
- 毛抜き
- 除毛クリーム
- 家庭用脱毛器
それぞれ紹介していきます。
まずカミソリですが、自宅で手軽に行えることや費用がかからないことなどから多くの方が経験している自己処理でしょう。
一度に広範囲を処理できる反面、皮膚表面の一部を削り取りながら毛を剃っているため傷や炎症などのリスクも。
カミソリは形や刃の枚数のさまざまものがあり、スムーサー付きや可動式のヘッドが付いたものもあります。
次に毛抜きは、カミソリと並んで自己処理で使用している方が多い手段です。毛根から抜けるためカミソリで処理した時よりも表面上は綺麗になります。
1本1本処理するので時間がかかることや、強引に抜いてしまい毛穴を傷つけて炎症のもととなったり途中で切れて埋没毛となるリスクがあります。
除毛クリームは、たんぱく質を溶かす成分を配合したクリームを肌に塗って肌の表面の毛を溶かして毛を取り除く方法です。
カミソリで剃るのとは異なり除毛後にチクチクしないのが特徴。
1度に広範囲の処理ができますが、肌への刺激が比較的強く肌荒れやかゆみなどのトラブルを招くリスクがあります。
4つめの家庭用脱毛器にはフラッシュ式、レーザー式、熱線式、ローラー式などの方式があり、価格や使用感がそれぞれで大きく異なるのが特徴です。
エステサロンのような効果が期待できるといわれている商品も多く、人気のある自己処理方法の1つになります。
中にはカートリッジや専用ジェルなどが必要なものもあり長期間使い続けるとランニングコストがかかることも。
また、正しく使用しないと火傷や肌荒れなどを引き起こす可能性があります。
自己処理による脱毛のメリット・デメリット
自己処理による脱毛のメリットはこちらの4点です。
- いつでも処理できる
- ほとんど費用がかからない
- 仕上がりが綺麗な方法もある
- 予約や通う手間がかからない
自己処理は手軽でムダ毛が気になった時にすぐできるのがメリットですよね。
カミソリや毛抜きなど処理に必要な物は安く手に入るため、脱毛サロンや医療クリニックと比べて費用がほとんどかかりません。
また、脱毛するために予約したり通ったりする必要も無いため自己処理による脱毛は手軽であることから人気も高いです。一方で当然デメリットも。
自己処理による脱毛のデメリットはこちらの4点です。
- 肌へ負担がかかる
- 処理してもすぐにまた生えてくる
- 費用がかかる
- サロンほどの効果は期待できない
自己処理は簡単にできる反面、肌トラブルが発生することもしばしば。
また、埋没毛や色素沈着など毛穴のトラブルが起きることやせっかく脱毛したのにすぐに生えてくることもあります。
適当にムダ毛を処理してしまうとさまざまなリスクに繋がる危険性があるので、正しい自己処理を行いましょう。
脱毛の方法にはどんな種類がある?それぞれ効果や費用を徹底比較!まとめ
- 脱毛の方法は4種類ある
- 光脱毛
- 医療レーザー脱毛
- ニードル脱毛
- 自己処理による脱毛
- 光脱毛とは
- ライトを肌に照射して毛根にダメージを与える脱毛方法
- 光脱毛の種類は3種類ある
- IPL脱毛
- SSC脱毛
- SHR脱毛
- 光脱毛のメリット・デメリット
- メリットは痛みが少なく費用が安い、全国展開のサロンが多い
- デメリットは永久脱毛はできず回数が多くなる、施術回数が増えて費用が高くなることも
- 医療レーザー脱毛とは
- 毛のメラニン色素に反応する強いレーザーを肌に照射し脱毛する方法
- 医療レーザー脱毛の種類は3種類ある
- ダイオードレーザー
- アレキサンドライトレーザー
- ヤグレーザー
- 医療レーザー脱毛のメリット・デメリット
- メリットは永久脱毛が可能で脱毛回数が少なく済む、肌トラブルが起きてもすぐに処置が可能
- デメリットは痛みが強く費用が高くなりがち、脱毛サロンと比べて敷居が高く感じる
- ニードル脱毛とは
- 電気を流したニードルを毛穴に刺し、毛根の細胞にダメージを与えて破壊し毛を1本ずつ脱毛する方法
- ニードル脱毛の種類は2種類ある
- 医療針脱毛
- 美容針脱毛
- ニードル脱毛のメリット・デメリット
- 毛を1本1本処理できて永久脱毛が可能、肌色や肌質に関係なく施術できる
- 痛みが強く費用が高額、広範囲の脱毛には向かない、施術可能なクリニックが少ない
- 自己処理による脱毛とは
- 自己処理による脱毛とは、自分でムダ毛を処理する方法になります。
- 自己処理による脱毛は4種類ある
- カミソリ
- 毛抜き
- 除毛クリーム
- 家庭用脱毛器
- 自己処理による脱毛のメリット・デメリット
- メリットはいつでも処理できてほとんど費用がかからない、脱毛効果が長い方法もある、仕上がりが綺麗な方法もある
- デメリットは肌へ負担がかかる、処理してもまたすぐに生えてくる、費用がかかるものもある、サロンほどの効果は期待できない
以上、脱毛の方法にはどんな種類がある?それぞれ効果や費用を徹底比較!をまとめました。
自分に合った脱毛の方法を選んで最短でスベスベ美肌を目指しましょう!
コメントを残す