こちらの記事では医療脱毛が10回以上必要なのか、部位別に効果が出る回数や脱毛効果を高める方法をまとめました。
「医療脱毛は何回で効果が出るのか」や「10回施術に通っているけどまだ終わらない」と脱毛回数や効果に悩む人はいるのではないでしょうか?
そんなお悩みを抱えている人に、何回でどれぐらいの効果が出るのかといった目安や最短回数で効率良く脱毛をしていくための工夫も紹介します。
すでに脱毛中の人もこれから始めたいと考えている人もぜひ最後までご覧ください!
目次
医療脱毛で効果のある回数は?
医療脱毛の施術は何回でどのような効果が出るのでしょうか?回数ごとにまとめたので見ていきましょう。
毛質や肌質によって効果は個人差があるので、あくまで目安として参考にしてください。
1回
医療脱毛は施術を1回受けただけでは完了せず、目に見える効果はほとんど実感できません。
ただ、初回施術後ならではの毛が生えてくるスピードの違いを実感する人もいることでしょう。
脱毛前と比べて効果を実感できたことで今後、脱毛のモチベーションも変わってきますよね。
もし1回目で脱毛効果を感じられなくても諦めずに継続して施術を受けましょう。
3回
人によっては効果を実感し始めるのが3回です。永久脱毛ほど効果は得られなくても、全体として毛量が減った・薄くなったと感じられる人もいるでしょう。
部位によっては脱毛を完了させられることも。脇や脚などのレーザー脱毛機が反応しやすい部位であれば3回程度でも満足する可能性があります。
反対に、毛が太く毛量が多い部位やレーザー脱毛機が反応しにくいうぶ毛が生えている部位だと3回では施術完了は難しくさらに回数が必要です。
5回
5回目の施術後は大部分の毛が目立たなくなってくるので、自己処理の手間が減ってくるでしょう。
多くのクリニックでは全身脱毛コースの標準回数を4~5回に設定しています。
腕の内側や太ももの裏側など毛の少ない部位は、ほぼツルツルになる可能性が高いです。
腕や脚、脇などのムダ毛が目立つ部位も1ヶ月に1~2回のお手入れで済むようになるので、自己処理はかなりラクになります。
一方、顔や胸、お腹など産毛の多い部位は5回で同程度の効果が期待できません。
8回
医療脱毛を8回受けると、毛がほとんど生えてこずお手入れもほぼ不要な状態です。
医療脱毛は5回程度の施術回数で効果に満足できるといわれていますが、永久脱毛を希望する場合は8~10回ほどの施術回数が必要です。
人よりも毛が太く毛量が多い場合にも、自己処理が不要となるまでに最低でも8~10回ほどの施術が必要でしょう。
10回
そろそろ脱毛も終わりかな?と感じるような回数が10回で、自己処理が不要になります。
それでもまだまだ足りないと感じる人はいるようです。
効果が出るまでに時間のかかるうぶ毛もツルツルにするには、10回以上の施術が必要なので足りないと感じてもおかしくはないでしょう。
クリニックによっては始めから10回以上のコースを用意しているところや、10回未満の回数で契約してもお安く回数追加のできるクリニックもあります。
施術を受ける前のカウンセリングでどのレベルの脱毛を目指すのか、あらかじめ目標を決めておくと良いでしょう。
自己処理をラクにしたいのか、自己処理が不要なレベルを目指すのか目標に合わせて回数を設定すると不安なく脱毛の施術を受けられますね。
部位別に効果的な回数
医療脱毛の回数ごとに効果の出方が分かったところで、次は脱毛の部位別に効果を実感できる回数を紹介します。
人それぞれ毛質が毛量など違うので、まだ効果を感じられていなくてもがっかりしないでくださいね。
顔
顔脱毛で脱毛の効果を実感し始める回数は8回ほどで、自己処理がラクになります。
顔のムダ毛は色が薄くほとんど産毛なのでメラニンが少ないことからレーザーの反応は弱いです。
施術回数を重ねても分かりやすい変化が見られないため実際に効果が出てきても気付きにくいのが特徴。
10回以上照射を継続すると毛がない状態を目指すことができます。
顔脱毛は肌のトーンが明るくなったり、メイクのノリが良くなったりと脱毛以外でも嬉しい効果がありますよ!
脇
脇は濃く太い毛が密集しているため3~5回ほどで効果を実感することができる部位です。
3回の施術で毛量が減った、自己処理がラクになってきたと感じられます。5回ほど施術を受けると、自己処理が不要なレベルまで達する可能性が高いです。
ツルツルの状態を目指したい人は、8回目以上照射すると良いでしょう。
脇はレーザーがよく反応する一方で、痛みが強くなりやすい部位でもあるので痛みが心配な人は麻酔を使用できるクリニックを選ぶと安心です。
腕・脚
腕や脚の脱毛施術は5~8回ほどで効果を実感できます。
腕や脚はムダ毛が多い部位ですが、レーザーに反応しやすいほど良い毛の太さと量なので脱毛の効果を感じやすいです。
痛みもあまり強く出ないので照射出力を下げる必要がなく、スムーズに施術を受けることができます。
ただ、ひじや膝などの黒ずみが発生しやすい部位は施術回数が多くなる場合があります。
カウンセリングでどの程度の回数が必要なのかを事前に相談しておくと良いでしょう。
お腹・胸・背中
広範囲になる体の脱毛は平均として回数が8回以上で、1年以上の期間がかかります。
うぶ毛の多いお腹や胸、背中は施術回数が多くなる傾向が。
細くて細かい毛はレーザー脱毛機が反応しにくく、効果が出にくいので継続的な施術が必要です。
自己処理がラクになったと感じられるのは5回ほど。自己処理が不要なレベルを目指す場合は、10回程度の回数になるでしょう。
VIO
VIOは毛の密度や濃さ、色など個人差が大きい部位でもありますが8~10回ほどの施術回数で脱毛の効果を感じられます。
Vラインは毛が太くて色素が濃いためレーザーが反応しやすく脱毛の効果も分かりやすい部位ですが、希望する形によって必要な施術回数が異なります。
I・Oラインも太くて濃い毛が生えやすい部位ですが、毛周期が長いため必要な回数が多くなりがちです。
また、I・Oラインは敏感で黒ずみやすい部位なので、痛みを抑えるために照射レベルを下げて施術することもあります。
自己処理がいらなくなるまでの施術回数は8~10回、ツルツルになるまでは10回以上を想定しておきましょう。
VIO脱毛は少し回数や予算を多めに考えておくと良さそうです。
医療脱毛で必要な回数が変わる理由
医療脱毛で必要な回数が変わる理由は2つ挙げられます。
- 毛周期が変化するため
- 脱毛機の効果が異なるため
こちらの2つについて見ていきます。
毛周期が変化するため
医療脱毛に必要な回数が変わる理由の1つとして、毛周期があります。
毛は成長期・退行期・休止期という3つの毛周期と呼ばれるサイクルを繰り返して生え変わります。
レーザー脱毛は毛周期のなかで成長期の毛のみ反応する仕組みです。
そのため脱毛のタイミングを成長期に合わせられればベストですが、毛周期のサイクルは毛穴一つ一つで異なっています。
また、成長期の毛は見た目で判断することができません。
1回の照射では全ての毛に効果を出すことができないので、複数回の施術が必要です。
成長期の毛の割合は全体の20%ほどで1~3ヶ月単位で繰り返し生え変わっています。
毛周期に合わせて1~3ヶ月ごとに脱毛を5回行うと期待する脱毛効果を得られる計算になるのです。
脱毛機の効果が異なるため
医療脱毛で使用するレーザー機器はさまざまで、レーザーの波長の長さによって得意・不得意な毛質があります。
医療脱毛のレーザーは、ダイオードレーザー・アレキサンドライトレーザー・ヤグレーザーの3種類です。
それぞれ性能が異なるので、下記の得意な毛質を参考に自分の毛質や希望する部位に合う脱毛機を選びましょう。
- ダイオードレーザー/細い毛・産毛
- ダイオードレーザー/脇・VIOなど太い毛
- ヤグレーザー/根深い毛
迷ったら医師や看護師と相談して決めてくださいね。
医療脱毛で効果を感じられない原因
医療脱毛でなかなか効果を実感できない原因は、こちらの3つです。
- 毛周期に合わせて施術を受けていない
- 脱毛機との相性が合っていない
- 誤った自己処理をしている
それぞれ解説していきます。
毛周期に合わせて施術を受けていない
毛には休止期、成長期、退行期と3つのヘアサイクルがあり、2~3ヶ月かけて周期を繰り返しています。
脱毛効果を実感できるのが成長期の毛。成長期の毛は黒色が濃く、レーザーが毛根まで届くので成長期に合わせた脱毛は効果が出やすいです。
脱毛機器は毛の黒いメラニン色素に反応するので、退行期や休止期の色素が薄い時期に照射してもレーザーが反応せず無駄になってしまいます。
脱毛の施術タイミングが毛周期と合わないと、期待するような効果が得られない可能性が高いです。
脱毛機との相性が合っていない
医療脱毛ではさまざまな脱毛機があり、レーザーやニードルなど脱毛方法が異なるのでどれを選択するかで効果が変わってきます。
太くて濃い毛やうぶ毛など毛質によって効果が分かれる脱毛機がありますが、多くのクリニックでは効果の程度を考慮せず脱毛機を使用しています。
そのため自身の毛質に合ってないとなかなか効果を実感できない原因に。
誤った自己処理をしている
医療脱毛を受ける前にムダ毛の自己処理が必要ですが、毛抜きや脱毛テープで毛を抜いたりカミソリで深剃りしてしまうと効果が半減してしまいます。
脱毛機器が毛の黒いメラニン色素に反応するレーザーとなっており、毛を抜いてしまうと毛周期が合わなくなる原因にもなりかねません。
おすすめの自己処理は電気シェーバーで、肌に負担をかけにくいケア方法です。
医療脱毛の効果を高める方法
医療脱毛は美容脱毛と比べて効果が高く少ない回数で完了できるといわれていますが、効率的に完了させる方法は?と考えている人もいるでしょう。
そこで、医療脱毛の効果を高めるポイントを3つ紹介します。
- 自分の毛質にあった脱毛機を選ぶ
- 肌のケアをしっかり行う
- 毛周期に合わせて脱毛をする
ポイント3つをそれぞれ詳しく見ていきます。
既に脱毛の効果を実感している人も、いまいち効果を実感できていない人もぜひ覚えておいてくださいね。
自分の毛質にあった脱毛機を選ぶ
医療脱毛の機械にはさまざまな種類があり、機械によって脱毛効果は大きく異なります。効果の高い脱毛機を導入しているクリニックを選びましょう。
レーザー脱毛なら脱毛機は「熱破壊式」と「蓄熱式」のタイプが2つあり、向いている毛質がそれぞれ異なります。
自分の肌質や毛質にぴったりな脱毛機だと効率的に脱毛を完了できます。
肌のケアをしっかり行う
最短で効率良く脱毛を進めるためには、効果的な照射出力のレーザーで照射しなければなりません。
肌がトラブルを抱えてしまっている場合は、レーザーが肌に浸透せず脱毛効果が落ちることがあるため日焼けや乾燥には注意しましょう。
肌が乾燥すると肌トラブルの原因になるので、脱毛効果を高めるためにも毎日肌を十分保湿するように心がけましょう。
特に脱毛期間中の肌はデリケートなので、なるべく乾燥を防ぐために保湿することが大切です。
また、脱毛期間中の日焼けは、レーザーが日焼けした肌に反応してしまうために脱毛ができなくなることも。
施術回数を無駄にしないためにも日焼け止めや日傘などで紫外線対策が必要です。
毛周期に合わせて施術を受ける
医療脱毛は毛周期に合わせて施術を受けることが大切です。
毛周期の成長期に合わせて行わないと、十分な効果が得られません。
脱毛は短時間で回数を増やせば早く効果を実感できるわけではなく、毛周期に合わせて2〜3ヶ月の適切な間隔で施術を受けることが必要です。
毛周期は個人差があるので、効果が高くなるタイミングをクリニックと相談しながら行うのが確実でしょう。
医療脱毛は10回以上必要?部位別回数と脱毛効果を高める方法を解説まとめ
- 医療脱毛の回数別効果は?
- 1回はほぼ効果を感じられない
- 3回は毛が薄くなったと感じられることもある
- 5回は全体的に毛量が減ったと実感できる
- 8回は毛がほとんど生えてこず自己処理の手間がなくなってくる
- 10回は全身ツルツルといえるレベルに
- 部位別に永久脱毛に必要な脱毛回数は?
- 顔は10回以上
- 脇は8回以上
- 腕・脚は8回以上
- VIOは10回以上
- お腹・胸・背中は8回以上
- 医療脱毛の回数が変わる理由は?
- 毛周期や毛質、使用する脱毛機によるため
- 医療脱毛で効果を感じられない原因は?
- 毛周期に合わせて施術を受けていない
- 脱毛機との相性が合っていない
- 誤った自己処理をしている
- 医療脱毛の効果を高める方法
- 自分の毛質にあった脱毛機を選ぶ
- 肌のケアをしっかり行う
- 毛周期に合わせて施術を受ける
以上、医療脱毛は10回以上必要?部位別回数と脱毛効果を高める方法を解説をまとめました。
医療脱毛を効率良く活用してムダ毛を無くしていきましょう。
コメントを残す